青赤緑コントロール
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青赤緑コントロール(Blue-Red-Green Control)は、青赤緑の3色で構成されるコントロールデッキの総称。
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概要
青緑コントロールに赤をタッチして組まれることが多い。緑・青のクリーチャー除去の薄さを赤の火力で補った構成である。緑の土地サーチを利用することで対抗3色のマナ基盤を安定させる場合が多い。
イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期
ティムール・ランプ(Temur Ramp)、あるいは世界魂ランプやTemur Analystと呼ばれるランプデッキが登場した。
斡旋屋一家の潜伏先/Brokers Hideoutなどのニューカペナの街角版フェッチランドが主軸であり、これを事件現場の分析者/Aftermath Analystなどのリアニメイト手段で使い回したり、復活した精霊信者、ニッサ/Nissa, Resurgent Animistの上陸と組み合わせることでマナ加速を狙う。
間の悪い爆発/Ill-Timed Explosionなどの除去で攻勢を凌ぎつつ、十分なマナが揃ったならば強靭の徳目/Virtue of Strengthでさらなるマナ加速を行い、Xを膨大な値にした世界魂の憤怒/Worldsoul's Rageを対戦相手に唱えて勝利する。
- フェッチランド+事件現場の分析者+ニッサという組み合わせは、先に登場したSultai Analystと共通している。
サンプルリスト
エルドレインの王権〜フォーゴトン・レルム探訪期
創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation禁止後のスタンダードにおいて、オムナス・ランプから白を抜いたような構成のランプデッキが登場した。
日本選手権20秋では使用者数第3位となった。
サンプルリスト
- 備考
- フォーマット
Temur Ramp [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ラヴニカのギルド~基本セット2021期
前環境のティムール再生(Temur Reclamation)が引き続き存在している。特にテーロス還魂記参入後は大幅に強化された。
詳細はティムール再生を参照。
イクサラン・ブロック~基本セット2020期
ラヴニカの献身で登場した荒野の再生/Wilderness Reclamationを中心に据えたコントロールデッキ、ティムール再生(Temur Reclamation)が存在する。
詳細はティムール再生を参照。
ゼンディカー・ブロック期
緑のランドブーストに青のサポートと赤の火力を加えたコントロールデッキがゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築で登場、プロツアーサンファン10で活躍した。→*1
探検/Exploreや水蓮のコブラ/Lotus Cobraなどでマナを伸ばすと共にゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblasterで対戦相手の土地を縛り、マナ・アドバンテージの差を広げてゆく。特に精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorとムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Dayaのコンボは絶大なアドバンテージを叩き出してくれる。
十分な土地が並んだら彗星の嵐/Comet Stormなどで相手のクリーチャーを一掃、ラストはジェイスの大マイナス能力や失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truthsで勝負を決める。
さらに基本セット2011で原始のタイタン/Primeval Titanや耕作/Cultivateなどのターボランド戦略に合致したカードが数多く登場したことで、スタンダードでも成立するようになった。→*2
スタンダード版
初期型
- 備考
- カナダ選手権10 第3位 (参考)
- 使用者:Pascal Maynard
- フォーマット
URG Turboland [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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後期型
- 備考
- グランプリバルセロナ11 ベスト4 (参考)
- 使用者:Richard Bland
- フォーマット
URG Turboland [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ミラディンの傷跡ブロック参入後の後期型。
ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築版
- 備考
- プロツアーサンファン10 優勝(ブロック構築8-2-0)(参考)
- 使用者:Paulo Vitor Damo da Rosa
- フォーマット
URG Control [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築のデッキ。
- Josh Utter-Leytonも同じデッキを使用してベスト8入りしている(ブロック構築の成績は7-1-2)。
- WotCのビデオカバレージ「Video Deck Tech: RUG with Josh Utter-Leyton」も参照のこと。
時のらせんブロック構築
同環境の赤緑ビッグ・マナに青をタッチしてドローサポートの永劫の年代史家/Aeon Chroniclerなどを入れたデッキが存在した。
ラヴニカ・ブロック構築
ラヴニカ・ブロック構築には、カウンターバーンのフィニッシャーにシミックの空呑み/Simic Sky Swallowerを採用したターボ空呑みと呼ばれるデッキが存在した。
詳細はターボ空呑みを参照のこと。
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期
イゼットロンにフィニッシャーとしてシミックの空呑み/Simic Sky Swallowerを採用したデッキが存在し、シゼットロンの名で呼ばれた。
詳細はシゼットロンを参照のこと。
モダン
エルドレインの王権参入後のモダンでは、赤緑ポンザの亜種として、青をタッチしたティムール・ポンザ(Temur Ponza)が登場した。
詳細は赤緑ポンザを参照。
ヴィンテージ
死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanでマナ加速しつつ、相手のマナベースは露天鉱床/Strip Mineや不毛の大地/Wastelandとレンと六番/Wrenn and Sixで攻め立てる。意志の力/Force of Willと否定の力/Force of Negationなどのカウンターや、Ancestral Recallを始めとしたドロー呪文、そして王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsやダク・フェイデン/Dack Faydenといったプレインズウォーカーでコントロールする。
サンプルリスト
Temur Control [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- フォーマット最大の特徴であるブラック・ロータス/Black Lotusが採用されていないのが特徴的なリスト。瞬間的なマナ加速よりも長期戦を睨んだ構成と言える。