巨身化/Gigantiform
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エンチャント — オーラ(Aura)
キッカー(4)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは基本のパワーとタフネスが8/8であるとともにトランプルを持つ。
巨身化が戦場に出たとき、それがキッカーされていた場合、あなたは「あなたのライブラリーから《巨身化/Gigantiform》という名前のカードを1枚探してそれを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
神話的体形/Mythic Proportionsのようなフィニッシャー製造オーラ。
「+8/+8の修整を与える」のではなく「8/8にする」オーラなので、小粒なクリーチャーほど効果を発揮し、また2枚目を同じクリーチャーにつけても通常意味はない。
神話的体形はビートダウンで使うには重く、1枚で十分の威力なので複数枚投入しづらいといった問題があったが、巨身化はマナ総量が5マナと勝ち手段としては重くはなく、さらに合計9マナ支払いキッカーすることで2枚目をライブラリーから戦場に出せるという複数枚投入に意味を見出せるカードとなっている。普通のデッキでは9マナも支払い8/8トランプルを2体戦場に出す時点でオーバーキル感は漂うが、エルフデッキなど小粒なマナ・クリーチャーを展開するデッキでのフィニッシャーとして期待できる。
エンチャントされているクリーチャー自身の能力は失われないので、回避能力や除去耐性を持つクリーチャーにつければ、より活躍できるだろう。
稀な状況ではあるが、相手の超巨大ファッティにつけて弱体化させるというプレイングもある。エルドラージや荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus辺りが狙い目と言える。
レアなのでリミテッドでそう何枚も目にすることはないだろうが、1枚しか取れなかったとしても十二分に強力。とはいえオーラゆえのアドバンテージの失いやすさがあるため、できるだけ除去耐性を持つクリーチャーにエンチャントしたい。
- キッカーして戦場に出る2枚目の巨身化は対象をとらない。そのため被覆を持つクリーチャーにもつけることができる。(詳しくはエンチャント (キーワード能力)を参照。)
- 2枚目をつけるクリーチャーは巨身化の戦場に出たときの能力の解決時に選ぶ。選んでからつけるまでが一連の効果で、その途中に割り込むことはできない(つまり「2枚目をつけるクリーチャーを確認してから、対応してそれを除去」ということはできない)。あなたがコントロールするクリーチャーが3体以上戦場に出ていれば、対戦相手としては除去によって妨害することは難しくなる。
- 初のキッカーを持つエンチャントおよびオーラ。意外にもその手の発展型リメイクが多い時のらせんブロックでも作られていなかった。
関連カード
サイクル
ゼンディカーの、不特定マナのみのキッカー・コストを持つレアの呪文のサイクル。
- 征服者の誓約/Conqueror's Pledge
- 複製の儀式/Rite of Replication
- サディストの聖餐/Sadistic Sacrament
- 精霊の嘆願/Elemental Appeal
- 巨身化/Gigantiform