ドローン
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ドローン/Droneは、クリーチャー・タイプの1つ。
初出はミラディン・ブロック。オラクル変更によってカード名にDroneを含むスパイクの徒食者/Spike Droneとヴィセリッドの徒食者/Viscerid Droneもドローンになった。
ミラディン・ブロックおよびミラディンの傷跡ブロックで登場したものはほとんどが青で、飛行や相手を阻害する能力を持つものが多い。エルドラージ覚醒および戦乱のゼンディカー・ブロックではエルドラージ・ドローンが登場。エルドラージ覚醒には黒、赤、緑のものが存在し、いずれもエルドラージ・落とし子・トークンに関連のある能力を持っている。続編である戦乱のゼンディカー・ブロックに登場するエルドラージ・ドローンはいずれも無色(キーワード能力の欠色により無色になっているものも含む)。
ストーリー
Droneはミツバチの雄の意味。ミツバチの雄は働きバチと呼ばれる雌と違い受精の役割しか果さないので、そこから転じて「怠け者・穀潰し」の意味も持つ。昔の訳語の徒食者はそれを汲んでいるのだが、SFや現実世界などではそこからさらに転じて昆虫的な社会集団の端末や自律する無人機械の意味で使われる事が多く(→Wikipedia:ja:ドローン)、マジック:ザ・ギャザリングでのDroneもそれらのイメージを持ったカードとしてデザインされている。サイバーパンクを意識した神河:輝ける世界の探照灯の相棒/Searchlight Companionは現実世界でのドローンのイメージに最も近いと言える。
- カード名では長い間「徒食者」と訳されてきたが、戦乱のゼンディカーからは「ドローン」とそのまま音写で書かれるようになった。「小型無人飛行機」という意味でのドローンという言葉が一般に浸透してきたことも理由の一つと考えられる。
- ミラディン/Mirrodin
- この次元/Planeでのドローンはアーティファクト・クリーチャーの様な風貌をしており、ニューロック/Neurokの監視やルーメングリッド/Lumengrid付近の治安維持をする存在としてヴィダルケンが使役している。「自律する無人機械」のような意味合いで使われており、「空護り/Hoverguard」と「地護り/Wanderguard」が確認されている。
- ゼンディカー/Zendikar
- この次元でのドローンは三体の伝説のエルドラージ/Eldraziの血統に連なる血族であり、落とし子や末裔を率いたり生み出したりしている。こちらは「昆虫的な社会集団の端末」の意味合いに近い。エルドラージ/Eldraziの項も参照。