軍備放棄/Lay Down Arms

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あらゆるクリーチャーを追放できるが、代償として対戦相手のライフを回復させてしまう単体除去呪文。

何といっても最大の強みは1マナでどんなクリーチャーも対処できる費用対効果の高さ。マナ総量が自身がコントロールする平地の数以下のクリーチャー限定という制約はあるが、リアニメイト等の踏み倒しやマナ加速が行われない限り相手が戦場に出せるクリーチャーのマナ総量はこちらの土地数と同数になるため、白1色で組んでいれば制約は有って無いようなもの。土地が十分に置かれたゲーム終盤にはほぼ1マナ万能除去と化す。死亡誘発も蘇生系能力も許さないため除去としての信用性も高い。

登場時のスタンダード環境は除去が全体的に弱く、貴重な白の1マナ除去として重宝される。軽量除去としては運命的不在/Fateful Absenceや邪悪を打ち砕く/Destroy Evil等との選択になるが、主に白単ミッドレンジや白単コントロールなど確実に平地を伸ばせるデッキにて採用されている。

• 参照する土地が基本平地ではなく平地なのでトライオーム等の基本土地タイプを持つ多色土地もカウントする。

• 効果、イラスト、フレイバー・テキストのいずれも剣を鍬に/Swords to Plowsharesを意識していると思われる。

彼女はこの後も生涯にわたり刃を振るうだろう。だがそれは決して戦争のためにではない。

関連カード

サイクル

兄弟戦争の、特定の基本土地タイプの数を参照するアンコモンのサイクル。いずれも同時期のWPNプロモパックからダークフレーム版が出現する。堕落/Corruptとブランチウッドの鎧/Blanchwood Armorは再録。

• 軍備放棄/Lay Down Arms
• 知識の流れ/Flow of Knowledge
• 堕落/Corrupt
• サルディアの岸壁踏み/Sardian Cliffstomper
• ブランチウッドの鎧/Blanchwood Armor

参考

• カード個別評価：兄弟戦争 - アンコモン