つぶやく神秘家/Murmuring Mystic
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インスタント・ソーサリー呪文で誘発するクリーチャー・トークン生成能力を内蔵したクリーチャー。
色は違うが若き紅蓮術士/Young Pyromancerの系譜に連なる一枚。カウンターやドローを軸としたコントロール戦略を得意とする青にとって、それらのついでにフライヤーを得られるのは強力な効果。マナ・コストはやや重いが、タフネス5という数値は火力や戦闘で倒すのは困難であり、システムクリーチャーとしての場持ちの良さが心強い。唱えるのが誘発条件なので、カードのある領域は問われず、再活との相性もよい。
スタンダードでは青のパーミッションでクロック役を務めたりターボネクサス等ロックデッキのフィニッシャーに採用される。ロックが完成するまでのブロッカーも務める事ができ安定した働きが期待できる。イゼット・フェニックスでも主にサイドプランとして採用されるが、灯争大戦以降は類似能力を持つ崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificerと枠を争っている。
どちらかといえば構築向きのカードだが、ラヴニカのギルドのリミテッドは再活などによって呪文を唱える回数を水増ししやすいため、青主体のデッキでは十分強力。
- イニストラード:真紅の契りでは誘発条件がクリーチャーでない呪文に拡大されたが1ターンに1回しか誘発しない囁く魔術師/Whispering Wizardとしてリメイクされた。