現実への係留/Anchor to Reality
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アーティファクトやクリーチャーを生け贄に装備品または機体を持ってこれるソーサリー。
効果としては修繕/Tinkerが1マナ増えた代わりにサーチ範囲が限定され、条件付きの占術が追加されたようなもの。シルバーバレット的な戦術が可能なほか切り札を出せる可能性もあるが、デッキ内容に左右される1枚といえる。
ストーリー
失踪から十年の時を経て、とうとう皇/The emperorが神河/Kamigawaに帰還した。だが皇こと放浪者/The Wandererは苦痛に震えていた。不安定なプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを持つ彼女にとって、一つの次元/Planeに留まり続けるのは簡単なことではないのだ。タミヨウ/Tamiyoは現実チップ/The Reality Chipが一時的に灯を安定化させられると仮説を立て、魁渡/Kaitoが研究所から奪取したチップを受け取り、それを放浪者の手の甲の上に置いた。基盤が光を発し、クラゲの足のようなワイヤーが彼女の皮膚と融合すると、やがて放浪者は落ち着きを取り戻した(イラスト)[1]。
現実チップが彼女の気紛れな灯を神河に繋ぎとめたことに、放浪者は安堵のため息をついた。
脚注
- ↑ Episode 4: The Break-In/メインストーリー第4話:突入(Magic Story 2022年1月26日 Akemi Dawn Bowman著)