冥途灯りの行進/March of Otherworldly Light
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白の行進は追放除去。マナ総量がX以下のアーティファクト、クリーチャー、エンチャントを対象にできる。
単体除去であり、追加コストを使用するとカード・アドバンテージで遅れを取ることになる。それでも選択肢が増えるのはありがたく、追放なので死亡誘発や破壊不能にも強く、白の除去にありがちなタップ、攻撃クリーチャーなどの状態に関する条件もないので扱いやすい。特にリミテッドでは汎用性の高い除去として活躍できるだろう。
構築だと、対処したい範囲が明確な運命的不在/Fateful Absenceや解呪/Disenchantがいずれも2マナで使える。それらと違って珍しい対象範囲による汎用性の高さ、確実性が高く後腐れの無い除去を黒を使わずに実現できる点を活用したい。登場時のスタンダードではX=0で除去できるトークンも多用されている。
モダンやエターナルではマナ総量が0や1であるパーマネントが多く、それらに対処するために使用されている虹色の終焉/Prismatic Endingと比較されることになる。そちらが土地を対象にできないのと違い、こちらはウルザの物語/Urza's Sagaのように土地でもあるパーマネントを視野に入れることも可能。
- 何らかの手段でマナ・コストを支払うことなく唱える場合、Xの適正な選択は0のみである。追加コストとして手札のカードを追放することは選べるが、追放してもXの値が変化することはない。
- 日本語版のカード名は誤訳。otherworldlyには「あの世の」の意味もあるが、神河/Kamigawaのカードであることを踏まえると、ここでは「別世界の」「異世界の」の意味だろう。
関連カード
サイクル
神河:輝ける世界の行進サイクル。マナ・コストに(X)を含むインスタントで、追加コストとして追放した手札の同色のカード1枚につき(2)軽くなる。稀少度はレア。
- 冥途灯りの行進/March of Otherworldly Light
- 渦巻く霧の行進/March of Swirling Mist
- 不憫な悲哀の行進/March of Wretched Sorrow
- 無謀なる歓喜の行進/March of Reckless Joy
- 芽吹く生命の行進/March of Burgeoning Life