先見的な縫い師、ゲラルフ/Geralf, Visionary Stitcher
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたがコントロールしているすべてのゾンビ(Zombie)は飛行を持つ。
(青),(T),これでもトークンでもないクリーチャー1体を生け贄に捧げる:青のX/Xのゾンビ・クリーチャー・トークン1体を生成する。Xは、生け贄に捧げたクリーチャーのタフネスに等しい。
ギサ/Gisaに続きゲラルフ/Geralfも3回目のカード化。
今回はトークンでないクリーチャーを生け贄に捧げることでタフネス分のP/Tを持つゾンビを生成できる。さらにゾンビ全体に飛行を与えるが、これ自身はゾンビの部族シナジーを受けられず、ネファリアのグール呼び、ジャダー/Jadar, Ghoulcaller of Nephaliaのようにクリーチャー・タイプのハンデを物ともしないレベルのシナジーを形成するわけでもない。そのため構築ではどうしても飛行が欲しいのでなければ無理に部族デッキに投入するよりも、単に自身の生み出したトークンに飛行を与えるための能力と割り切った方が良いだろう。
起動型能力は言うならばクリーチャー1体の能力を失わせたうえでパワーをタフネスと同値にしているようなものである。メリット能力も消えるものの、防衛を無視して攻撃でき、低パワー高タフネスのクリーチャーでもアタッカーとして運用することが可能となる。ゲラルフさえ生存していれば飛行付与により攻撃を通しやすくできるので、怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isleのようなタフネス偏重型のクリーチャーを戦力に変換し、素早く勝負を決めたいところである。
リミテッドでは自軍クリーチャーを飛行持ちに変換できるだけでも一定の強さを誇るが、真価を発揮するのは青黒で組んだ時である。ゾンビの担当色だけあり飛行付与を活かしやすいほか、不浄なる密集軍/Unhallowed Phalanxを素材に13/13飛行を生成することも狙える。濫用をテーマとしているため、ゲラルフと相性の良い生物光の卵/Biolume Eggを自然に組み込めるのも利点。
- 通常版イラストに写っているのは姉への嫌がらせに作ったギサそっくりのスカーブ/Skaab。
「お気に召しましたかな、姉上?その恐ろしい容貌はあなた自身を見立てているのですよ。」
関連カード
- 縫い師、ゲラルフ/Stitcher Geralf
- ギサとゲラルフ/Gisa and Geralf
- 先見的な縫い師、ゲラルフ/Geralf, Visionary Stitcher
- 肉大工、ゲラルフ/Geralf, the Fleshwright
ストーリー
詳細はゲラルフ・セカーニ/Geralf Cecaniを参照。