North Star
提供:MTG Wiki
North Star (4)
アーティファクト
アーティファクト
(4),(T):このターン、呪文1つについて、その呪文のマナ・コストを支払うのに、マナを他の任意のタイプのマナであるかのように支払ってもよい。(追加コストは通常通り支払う。)
これを使ったターンの間、1つの呪文がマナの色を無視して使えるようになる。 例えばスリヴァーの女王/Sliver Queenなら「色に関係なく5マナ」あればいいということ。
確かにプレイしやすくはなるのだが、さらにそのうえ4マナの起動コストが必要となる。 例えば上記スリヴァーの女王を出すには「9マナ」がいることになり、別の例なら白騎士/White Knightは「6マナ」になる。 これだけの無駄が許されるなら、もっと軽くて使いやすいマナフィルターを利用したほうが良い。
このカードが作られたレジェンドは、マルチカラーカードが初めて採用されたエキスパンション。 しかもデュアルランドは現役だったとはいえ、それ以外にまともな多色地形、マナ・アーティファクト、マナフィルターもほとんどない時代。 これらが豊富に使える後世に比べれば、はるかに多色を揃えるのが大変だった。 しかし、当時はそこまでして使いたいマルチカラーカードも無く、重すぎるために使われていなかった。
- 注釈文にもある通り、追加コストに対してはこの能力が適用されない。
- 大量の無色マナを生み出せるウルザランドと併用すれば活用できるかもしれない。
- 一時期、「点数で見たマナ・コストに等しい量の無色マナ」での支払いしか許可されておらず、色マナで支払うことができないテキストになっていた。2007年1月のオラクル変更により、カードに印刷された通りの能力に戻された。
- その時期には代替コスト能力であったため、マナ・コストの無いカードをNorth Starの起動コストのみで手札から直接プレイできた。現在では他の色のマナでの支払いを許可するだけなので、そのようなことはできない。
参考
- 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time 第6位(Braingeyser)
- カード個別評価:レジェンド - レア