陰謀団式療法/Cabal Therapy

提供:MTG Wiki

2019年6月15日 (土) 10:16時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Cabal Therapy / 陰謀団式療法 (黒)
ソーサリー

土地でないカード名を1つ選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開し、その名前のカードをすべて捨てる。
フラッシュバック ― クリーチャーを1体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


フラッシュバック付きの手札破壊呪文ネブカドネザル/Nebuchadnezzar能力を元に作られた。

対戦相手手札を予測できなければ不発に終わってしまうリスクがあるが、持たれて一番困るカードを確実に根こそぎにできる点は素晴らしい。外しても直後にフラッシュバックで唱えればほぼ確実に捨てさせられるため、ある程度自己完結しており扱いやすい。マナ・コストも1マナ軽く、フラッシュバック・コストもマナを要求しないため、テンポ面でも非常に優秀。

単体で使われることはあまりなく、主に手札を見ることのできる他のカードと併用して不発の可能性を減らすことが多い。特に強迫/Duress系の手札破壊とは相性が良く、これと強迫を4枚ずつ入れたデッキは「8デュレス」などと呼ばれる。エターナルではそれら強迫系手札破壊やギタクシア派の調査/Gitaxian Probeなどと併用されることが多い。また、事前の手札確認を行わずにフラッシュバックで当てることを前提にした構成では、フラッシュバック・コストの生け贄要員調達に若き紅蓮術士/Young Pyromancer僧院の導師/Monastery Mentorなどが用いられる場合がある。

フラッシュバック・コストに色マナが要求されない点も大きな特徴であり、黒マナが一切出せないデッキで使われることもある。スタンダード時代ではクワイエット・ロアーなどで物静かな思索/Quiet Speculationからのサーチを前提に1枚挿しされた。エクステンデッド以下のフォーマットではライブラリーの大半が墓地に落ちるドレッジで対戦相手の妨害を排除する手段として用いられるほか、クリーチャーを生け贄に捧げることができる点にも注目され、アカデミーの学長/Academy Rector老練の探険者/Veteran Explorer墓地送りにする手段として用いられる。

参考

MOBILE