青白GAPPO
提供:MTG Wiki
青白GAPPOは、高橋純也が製作した青白のアーティファクトビートダウンデッキ。デッキ名の由来は、同じく高橋が製作した赤白GAPPO。
プロツアー京都09において使用者全員が惨敗を喫したこのデッキは、そのあまりの弱さゆえ、プロツアー史上最弱のクソデッキと揶揄されている。
- デッキ名は赤白GAPPOをもじったものたが、デッキ構成は別物である。
概要
エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptorやバネ葉の太鼓/Springleaf Drum、精神石/Mind Stoneを駆使しエスパーゾア/Esperzoaやエーテリウムの達人/Master of Etherium等を高速展開。さらにそれを彫り込み鋼/Sculpting Steelでコピーし、災いの砂時計/Scourglassで対戦相手のパーマネントを一掃する。
上記の様に回れば親和並みの展開力を発揮するが、彫刻家を引けなければデッキの動きが鈍くなり、エスパーゾアのアップキープ・コストが重くのしかかる。すなわち、彫刻家依存の"回らないと勝てないデッキ"だった。
その上、当時のスタンダード環境二強の一つだった青黒フェアリー対しては、霧縛りの徒党/Mistbind Cliqueや謎めいた命令/Cryptic Commandのフルタップ効果に対して無防備という致命的な弱点が存在した。
さらに、エスパーゾアと他所のフラスコ/Elsewhere Flaskのコンボによるアドバンテージ補充も、二強のもう一つのデッキ、赤白GAPPOを構成するアドバンテージカード群の前では無力であった。
デッキ自体のポテンシャルがかなり低い上に、メタゲームにも合致していないデッキがプロツアーで通用するはずも無く、デッキを使用した高橋自身と、高橋にデッキをシェアされた高桑祥広、伊藤敦の3名は、全員が初日のスタンダードラウンド4回戦で1勝3敗、3名の成績の合計が3勝9敗という失態を演じた。
- 逢坂有祐と若山史郎もデッキをシェアされていたが、このデッキでは勝てないと判断し使用しなかった。
- プロツアー終了後の反省会で逢坂と若山に問い詰められた際、高橋は「勝ちたいなら勝ちたいって言ってよ!」という迷言を遺した。
サンプルレシピ
Tezzerator [1] | |||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|