名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper
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伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、トランプル
名演撃、ラクドスが戦場に出たとき、デーモン(Demon)でもデビル(Devil)でもインプ(Imp)でもない各クリーチャーにつきそれぞれ1回コイン投げをする。
コインが裏だった各クリーチャーをそれぞれ破壊する。
ラクドス/Rakdos3枚目のカード化。飛行とトランプルを持つ大型クリーチャーという骨子は過去2種類のカードから変わらず、効果が不安定な除去のETB能力を得た。悪魔の眷属(デーモン、デビル、インプ)以外を敵味方問わず、1/2の確率で破壊する様は、残忍かつ気まぐれなラクドスの性格を表していると言えよう。
リミテッドにおいては、戦場にさえ出れば6/6の飛行持ちを単体で受けきれるクリーチャーはサイズ可変のハイドロイド混成体/Hydroid Krasisを除き存在せず、トランプルで死後のトークンを乗り越えられるため優秀なフィニッシャーとなる。しかし、ETBで相手だけ被害を受ける場面を作り出すのは難しく、劣勢を巻き返せる場合もあれば逆もあり得るので、ある程度割り切って運用する必要があるか。
構築においては、破滅を囁くもの/Doom Whispererの存在が痛い。あちらは色拘束が強いが単色で1マナ少なくスタッツが同じ、かつ味方を殺す事も無い。こちらは黒が薄いデッキで代わりに入れる事ができるだろう。あちらもデーモンである為、併用してもラクドスの不興を買って破壊される事は無い。
- 何らかの効果でラクドス自身のクリーチャー・タイプが悪魔の眷属以外になった場合、自害する可能性がある。
- 日本語版のカード名は名演撃/Showstopperを踏襲している。
関連カード
- 穢すものラクドス/Rakdos the Defiler
- 暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots
- 名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper
- 混沌の守護者、ラクドス/Rakdos, Patron of Chaos
- 用心棒、ラクドス/Rakdos, the Muscle
サイクル
ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身のギルド/Guild指導者サイクル。すべて神話レアであり、マナ・コストに所属するギルドの色マナを1つずつ含む。
- ラヴニカのギルド
- 万面相、ラザーヴ/Lazav, the Multifarious(ディミーア家/House Dimir)
- イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy(イゼット団/The Izzet League)
- ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen(ゴルガリ団/The Golgari Swarm)
- 正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice(ボロス軍/Boros Legion)
- 不和のトロスターニ/Trostani Discordant(セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- ラヴニカの献身
- 大判事、ドビン/Dovin, Grand Arbiter(アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper(オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- 名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper(ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- 混沌をもたらす者、ドムリ/Domri, Chaos Bringer(グルール一族/The Gruul Clans)
- 首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar(シミック連合/The Simic Combine)
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに協力、あるいは利用されているギルド指導者はプレインズウォーカー(太字)、ボーラスに抵抗するギルド指導者は伝説のクリーチャーである(Guild to Order, Part 2/支配するギルド その2)。
ストーリー
詳細はラクドス/Rakdosを参照。