ミノタウルスの海賊、アングラス/Angrath, Minotaur Pirate
提供:MTG Wiki
Angrath, Minotaur Pirate / ミノタウルスの海賊、アングラス (4)(黒)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — アングラス(Angrath)
伝説のプレインズウォーカー — アングラス(Angrath)
[+2]:対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。ミノタウルスの海賊、アングラスはそのプレイヤーかプレインズウォーカーと、そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーがコントロールしている各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。
[-3]:あなたの墓地から海賊(Pirate)カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
[-11]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャーをすべて破壊する。ミノタウルスの海賊、アングラスはそのプレイヤーに、それらのパワーの合計に等しい点数のダメージを与える。
イクサランの相克のプレインズウォーカーデッキに収録された2枚目のアングラス。忠誠度能力は、対戦相手1人とそのクリーチャーへの全体火力、海賊のリアニメイト、対戦相手1人への一方的な全体除去+ダメージ。
- +2能力
- 対戦相手も巻き込むサイムーン/Simoon。
- トークンや小粒のクリーチャーを一掃しつつライフを削れるが、激昂をいたずらに誘発させてしまう危険性も孕んでいる。状況次第では起動しないことも選択肢に入れよう。
- 全体的にパワーが低い海賊でも少しばかりブロッカーを突破しやすくなるため、間接的なサポートになっている。
- -3能力
- 海賊限定のゾンビ化/Zombify。
- ボード・アドバンテージに直結し、アングラス自身を守るブロッカーを用意できる能力。これを活かすなら必然的にデッキ構築の段階で海賊をある程度入れておく必要がある。
- このカード自体が6マナと重く、これが出せる頃にはいくらかクリーチャーのやり取りが行われているはずなので、意識しなくても釣り上げる対象には困らないだろう。
- 肝心の釣るべき海賊だが、単独でフィニッシャーを務められる大型の海賊は存在しないので、主に人質取り/Hostage TakerのようなCIP能力持ちを再利用する用途で使うことになるだろう。
- -11能力
- 一方的な全クリーチャー除去と、破壊されたクリーチャーのパワーの合計に等しいダメージを与える。相手のクリーチャーを要求するようになった心魂破/Soulblastに近い。
- 盤面をひっくり返しつつ、うまくいけば大ダメージを与えて勝利することができるが、クリーチャーを並べないデッキに対しては効果が小さくなる。トドメは他のクリーチャーに任せることになるだろう。
基本的には小粒のクリーチャーからアングラス自身を守りつつライフを攻め、奥義で一掃してクリーチャーで殴り勝つことを目指していく。状況に応じて墓地からクリーチャーを補充し、アドバンテージを稼いでいくような運用になるだろう。
構築ではその重さに対し+2能力の効果の小ささが気になるところ。ソーサリー・タイミングでの除去を受け付けない機体や破壊不能を持つ神など、奥義をもってしても対処できないクリーチャーがスタンダード環境に跋扈しているのも向かい風といえよう。
ルール
- -11能力
- ダメージの発生源はアングラスであり、対戦相手のクリーチャーではない。従って、破壊されたクリーチャーに、プレイヤーにダメージが与えられたときに誘発する能力があっても、それらの能力は誘発しない[1]。
- 何らかの理由(破壊不能など)により破壊されなかったクリーチャーのパワーもダメージに含める。
- 負の値のパワーを持っているクリーチャーがいた場合、合計からその分を減らす。0としては扱わない。
- 死亡したクリーチャーのPIG能力は、プレイヤーにダメージが与えられた後になるまでスタックに置かれない。そのプレイヤーのライフ総量が0以下になるなら、それらの誘発型能力は、そのプレイヤーを救うために間に合うようなタイミングでは解決されない。
関連カード
- アングラスの憤怒/Angrath's Fury - ライブラリーか墓地からこのカードをサーチできる。
- 炎鎖のアングラス/Angrath, the Flame-Chained
- ミノタウルスの海賊、アングラス/Angrath, Minotaur Pirate
- 混沌の船長、アングラス/Angrath, Captain of Chaos
ストーリー
詳細はアングラス/Angrathを参照。
参考
- ↑ Rivals of Ixalan Release Notes/『イクサランの相克』リリースノート(Feature 2018年1月5日)