ミノタウルスの海賊、アングラス/Angrath, Minotaur Pirate

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イクサランの相克プレインズウォーカーデッキに収録された2枚目のアングラス忠誠度能力は、対戦相手1人とそのクリーチャーへの全体火力海賊リアニメイト、対戦相手1人への一方的な全体除去+ダメージ

+2能力
対戦相手の陣営への1点全体火力。
小粒のクリーチャーを一掃しつつライフや相手プレインズウォーカー忠誠度を削ることができる。収録デッキのクリーチャーのサイズ中型でまとまっているため、後半にブロッカーを突破するためのサポートにもなる。
激昂とは相性が悪いので、予めアングラスの憤怒/Angrath's Fury除去しておこう。
-3能力
海賊限定のリアニメイト。
ボード・アドバンテージに直結し、アングラス自身を守るブロッカーを用意できる能力。これを活かすなら必然的にデッキ構築の段階で海賊をある程度入れておく必要がある。
このカード自体が6マナ重く、これが出せる頃にはいくらかクリーチャーのやり取りが行われているはずなので、意識しなくても釣り上げる対象には困らないだろう。
肝心の釣るべき海賊だが、単独でフィニッシャーを務められる大型の海賊は存在しないので、主に人質取り/Hostage TakerのようなETB能力持ちを再利用する用途で使うことになるだろう。
-11能力
対戦相手のクリーチャーをすべて破壊し、そのパワーの合計に等しいダメージを与える。アングラスの奪い、罰する側面が強く出た奥義。
クリーチャーで押されていても、盤面をひっくり返して勝利することができる。

基本的には小粒のクリーチャーからアングラス自身を守りつつライフを攻め、奥義で一掃してクリーチャーで殴り勝つことを目指していく。守勢な盤面や奥義が効きにくい相手にはマイナス能力で墓地からクリーチャーを補充し、アドバンテージを稼いでいくような運用になるだろう。

構築ではその重さに対し+2能力の効果の小ささが気になるところ。ソーサリー・タイミングでの除去を受け付けない機体破壊不能を持つなど、奥義をもってしても対処できないクリーチャーがスタンダード環境に跋扈しているのも向かい風といえよう。

[編集] ルール

-11能力
  • ダメージの発生源はアングラスであり、対戦相手のクリーチャーではない。従って、破壊されたクリーチャーに、プレイヤーにダメージが与えられたときに誘発する能力があっても、それらの能力は誘発しない[1]
  • 何らかの理由(破壊不能など)により破壊されなかったクリーチャーのパワーもダメージに含める。
  • 負の値のパワーを持っているクリーチャーがいた場合、合計からその分を減らす。0としては扱わない。
  • 死亡したクリーチャーのPIG能力は、プレイヤーにダメージが与えられた後になるまでスタックに置かれない。そのプレイヤーのライフ総量が0以下になるなら、それらの誘発型能力は、そのプレイヤーを救うために間に合うようなタイミングでは解決されない。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

詳細はアングラス/Angrathを参照。

[編集] 参考

  1. Rivals of Ixalan Release Notes/『イクサランの相克』リリースノート(Feature 2018年1月5日)
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