汚染/Contamination
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エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げないかぎり、汚染を生け贄に捧げる。
土地がマナを引き出す目的でタップされた場合、それは他のいかなるタイプと量のマナの代わりに(黒)を生み出す。
土地から黒マナしか生み出せなくしてしまうエンチャント。アップキープ・コストとしてクリーチャーを1体生け贄に捧げる必要がある。
必然的に黒単色デッキ専用のカード。対戦相手が黒を使わないデッキであるならば、アーティファクト以外の呪文をほとんど唱えることができなくなる。ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleのような複数マナを生み出す土地に対しても有効。しかし、土地以外には影響がないので完全とは言えず、マナ・クリーチャーやマナ・アーティファクト経由で唱えられる欠点もある。先にスカークの探鉱者/Skirk Prospectorを出されていたため効き目がなかったという失敗談もある(→ゴブヴァンテージ)。
アップキープ・コストには工夫が必要。増殖槽/Breeding Pitや冥界のスピリット/Nether Spiritなどで継続して維持するタイプと、センギアの従臣/Sengir Autocratや傭兵のリクルートなどで数ターンロックを維持している間にゲームを決めてしまうタイプがあった。
ウルザ・ブロックの茶単系デッキにはいまいち効き目が小さく、同系に対しては完全に紙になってしまうという弱点もあった。しかし状況次第ではハーフロックをかけられるという強力なカードであり、マーセナリーデッキを上位に押し上げるのに貢献した。また、ベンツォのようなリアニメイト系のデッキで新緑の魔力/Verdant Forceとともに使われることも多かった。
- Infernal Darknessのリメイク版ともいえる。
- 繁茂/Wild Growth等の誘発型マナ能力から生み出されるマナには効果がないことに注意。それは「土地から生み出されるマナ」ではない。
ストーリー
このカードはファイレクシア/Phyrexiaによる汚染/Contaminationを描いており、荒廃した城砦と魔女エンジン/Witch Engine型ファイレクシア人の姿が見える(イラスト)。ウルザズ・サーガの時代、ファイレクシアはドミナリア/Dominariaとセラの領土/Serra's Realmに汚染を広げている。小説Planeswalkerでは、他にもモアグ/Moagなど複数の次元/Planeにおいてファイレクシアが原因あるいは原因と推測される悪影響が語られている。