稲妻の連鎖/Chain Lightning
提供:MTG Wiki
Chain Lightning / 稲妻の連鎖 (赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻の連鎖はそれに3点のダメージを与える。その後、そのプレイヤーかそのパーマネントのコントローラーは(赤)(赤)を支払ってもよい。そのプレイヤーがそうした場合、そのプレイヤーはこの呪文をコピーし、そのコピーの新たな対象を選んでもよい。
稲妻/Lightning Boltの調整版である火力。
コピー効果がデメリットとして付いているが、赤マナ2点という色拘束の強いコストを要求する。相手が赤以外の色のデッキであれば、または赤くてもマナを残していなければ単純に支払う事ができない。また相手がマナを残していても、こちらも十分なマナを残していれば更にコピーし返す事ができるし、あるいはそれを警戒して相手がコピーをして来ない可能性もあるだろう。したがってデメリットとしてはほとんど機能しておらず、稲妻に劣る点はソーサリーであることくらいと言っていい。結果として、使い勝手の非常に良い優良呪文となっている。
現在もレガシーでは、赤単の主力火力として、また赤入りデッキの追加の稲妻として、高い頻度で採用されている。Pauperでも同様に赤系デッキでよく採用される。
- コピーは通常どおりスタックに乗るので打ち消すことが可能である。
- ストームや複製とはコピーの生成の仕方が異なる。ストームや複製は唱えたときに誘発する誘発型能力によって生成されるのに対して、こちらは呪文能力の一部として生成される。したがって、Chain Lightning自体(またはそのコピー)が打ち消されれば、コピーが生成されることはない。
- 自分のぬいぐるみ人形/Stuffy Dollに撃ち込めば、赤マナ2つがある限り相手に3点ダメージを叩き込み続けることが可能になる。無色の発生源からのダメージであるため、赤の防御円/Circle of Protection: Redなどにも強いコンボ。
- このカードを元にChain Stasisやプラズマの連鎖/Chain of Plasmaが作られた。
- Premium Deck Series: Fire & Lightningへ収録された際に新規イラストが与えられた。筆を振るったのは基本セット2010版稲妻/Lightning Boltのイラストも手掛けたChristopher Moeller。
- 採用率が高い一方で入手手段はレジェンドか上述のPremium Deck Seriesしか無く、コモンでありながら高額なカードの1つとなっていた。エターナルマスターズで稀少度は上がったが再録され、日本語訳のカード名も与えられた。