針刺ワーム/Spined Wurm
提供:MTG Wiki
1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
緑にたくさんいる5マナでコモンのバニラ。 その中でも最もバランスの取れたサイズであり、一言で言うと『普通』。 もうちょっと工夫が欲しいが、これ以上いじると
- 色拘束がきつくなる→シルバーバック/Silverback Ape
- 黒を加える→ゴルガリの腐れワーム/Golgari Rotwurm
- 赤を加える→通り砕きのワーム/Streetbreaker Wurm
- パワーとタフネスがアンバランスになる→レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk、豹の戦士/Panther Warriors
となるので、やっぱり普通。
- もちろんこれは緑だからこその話。
他の色ではシングルシンボルの5マナでこのサイズのクリーチャーはそれほど多くない。 実際、赤では同サイズのバニラである炎の精霊/Fire Elementalがダブルシンボル&アンコモンである。
- とはいえ、第5版までは、緑の5マナバニラクリーチャーといえば、鉄の根の樹人族/Ironroot Treefolk(3/5)とダークウッドの猪/Durkwood Boars(4/4)であった。パワーとタフネスの合計が8と非常に物足りないレベルであり、いくらコモンでシングルシンボルとはいえ、青の水の精霊/Water Elementalにすら劣るありさまだった。
- 第6版では、レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk(3/6)と豹の戦士/Panther Warriors(6/3)になって若干のパワーアップを果たしたが、あえてやったと思われるパワーとタフネスのアンバランスさから、リミテッドでさえいまいち使いにくかった。
- 第7版でこれが入ってようやく無難なクリーチャーに落ち着いたと言えるだろう。
- なお、第8版では(ダブルシンボル、アンコモンかつスターターのみだが)シルバーバック/Silverback Ape(5/5)が収録され、緑の悲願である(?)炎の精霊/Fire Elementalを上回るバニラがトーナメントリーガルとなった。
- TAKARAの公式サイトで配布している体験ゲームでは、一体でゲームを決められる最強のクリーチャーである。