いかづち/Thunderbolt
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Thunderbolt / いかづち (1)(赤)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。いかづちはそれに3点のダメージを与える。
・飛行を持つクリーチャー1体を対象とする。いかづちはそれに4点のダメージを与える。
2マナのインスタント火力。プレイヤーに撃つ場合は3点、フライヤーに撃つ場合は4点と、数字の上でのコスト・パフォーマンスは火葬/Incinerateを超えるが、飛行を持たないクリーチャーに使えないという大きな欠点がある。
テンペスト・ブロック当時、凶悪クリーチャーの一角であった貿易風ライダー/Tradewind Riderを1枚で除去できる点が注目され、スライなどのサイドボードに入ることがあった。これは、火葬にはできない芸当である。
また、2マナ3点火力として本体に撃てるので、バーンデッキには採用される。当時は赤の全体除去として地震/Earthquakeが健在だったため、地上クリーチャーを対象に取れない欠点は、それによってある程度軽減されていた。
15年の時を経てアヴァシンの帰還にまさかの再録。リミテッドでは対飛行カードとしてかなり有効。1発で落ちないフライヤーはわずか7枚、しかもそのうちアンコモン以下は大天使/Archangelのみという制圧力を誇る。ただし同時に明滅という単体除去の天敵がテーマになっている環境であるため、過信しすぎると痛い目に遭う。
- ウェザーライト版のイラストで撃たれているのは蒼穹のドレイク/Azure Drake(タフネス4)ではないかと推測される。
- アヴァシンの帰還版のイラストで撃ち落とされているのは屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(タフネス3)に見える。ダメージは1余るが、ドレイクが撃ち落とされるのは運命なのであろうか。
- 「雷」を意味する場合、語源的には「いかづち」でも間違いでは無いが、現代日本語では「いかずち」の方が好ましいとされる。オアリムのいかづち/Orim's Thunderやいかづち頭/Thunderheadsなど、MtGの訳語テンプレートとしては「づ」が採用されているようだ。