タッサの二叉槍/Bident of Thassa
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青の伝説のアーティファクト・エンチャント。沿岸の海賊行為/Coastal Piracyに酷似したカードを引く常在型能力と、対戦相手のクリーチャーに攻撃を強制する起動型能力を持つ。
飛行などの回避能力を得意とする青のクリーチャーならば、カード・アドバンテージを稼ぎやすい。持ち主である海の神、タッサ/Thassa, God of the Seaの起動型能力を利用すればより確実。また、相手の小型クリーチャーを攻撃に誘い出すことで、大型クリーチャーで討ち取ることもできる。どちらの能力もクリーチャーを多用するデッキでなければ活かしづらいため、少数のフィニッシャーに頼るタイプの古典的な低速コントロールデッキでは扱いにくいのは難点。
2枚目以降が腐りやすいというサイクルに共通した弱点を持つが、何枚も必要な類のカードではないため最初から枚数を減らしておけばそれほど困ることはないだろう。青はドローやライブラリー操作が得意な色であるため、なおさら枚数を減らしやすい。
- プレインズウォーカーに戦闘ダメージを与えてもカードを引くことはできない。
- ダメージを移し変える効果によってあなた自身やチームメイトに戦闘ダメージを与えてもカードを引ける点が沿岸の海賊行為とは異なる。
- テーロスの発売記念週末のプロモーション・カードとして、2013年9月27日のフライデー・ナイト・マジックなどでこれのイラスト違いのプレミアム・カードが配布された(参考)。
関連カード
サイクル
テーロスの伝説のアーティファクト・エンチャントのサイクル。いずれも有色アーティファクトで、常在型能力または誘発型能力と、起動型能力(タップ能力)を持つ。それぞれがテーロス/Therosの5柱の神々の持ち物。
- ヘリオッドの槍/Spear of Heliod (太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun)
- タッサの二叉槍/Bident of Thassa (海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea)
- エレボスの鞭/Whip of Erebos (死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead)
- パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros (鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge)
- ナイレアの弓/Bow of Nylea (狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt)
ストーリー
海の神、タッサ/Thassa, God of the Seaの持ち物。名はデケーラ/Dekella。海の潮汐を操る力を持つとされる。