空虚への扉/Door to Nothingness
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Door to Nothingness / 空虚への扉 (5)
アーティファクト
アーティファクト
空虚への扉は、タップ状態で戦場に出る。
(白)(白)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)(緑)(緑),(T),空虚への扉を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、このゲームに敗北する。
一種の勝利条件カード。5色×2マナを支払えば対戦相手を空虚へと送ってしまう。 タップイン、破壊されやすい、起動コストが重いなど数々の弱点を乗り越えれば勝利はあなたのものに。ティミー垂涎のカード。
そのあまりにも重い起動コストが目を引く、ある意味フィフス・ドーン最大の目玉。しかしフィフス・ドーンには色マナ供給システムが数多くあるので、案外簡単にマナは揃ったりする。 また、マイコシンスの格子/Mycosynth Latticeが出ていると色拘束を無視した実質10マナで勝利できるようになる。だいぶ悠長に見えるが、ミラディン・ブロック環境には12postやウルザトロンのような大量の無色マナを供給できるデッキが存在するので、その気になればマナの問題は何とかなるものである。他には合成ゴーレム/Composite Golemや太陽との交感/Channel the Sunsと倍化の立方体/Doubling Cubeの組み合わせなども有力。
ミラディン・ブロック外では、ドメイン系のデッキでマナの反射/Mana Reflectionやミラーリの目覚め/Mirari's Wakeなどを使用してもあっさりクリアできる。
基本セット2013にまさかの再録。マナ・クリーチャーでは緑しか出せない、マナフィルターが存在しない環境なため、リミテッドで引いてしまうと空虚を味わえる。しかし境界なき領土/Boundless Realmsが一緒に引ければチャンスはあるかもしれない。
- 空虚への扉自体への打ち消しの他、もみ消し/Stifleや押しつぶし/Squelchなど、起動型能力への打ち消しも大敵。
- 起動型能力の対象の変更をされると最悪である。経路変更/Rerouteを撃たれれば即敗北。
- 開発段階では、斬新さとフレーバーを与えるため、効果が「クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、それを破壊する」というものだった。もちろんルール上問題だったため変更された。参考
- これの起動コストに必要なマナと同じマナ・コストを持つカードに、大祖始/Progenitusがある。ただしそちらはクリーチャーなので、往々にして踏み倒される。
参考
- 第一の扉の背後には何があるのか?(DairyMTG.com、ReConstructed 、文:Gavin Verhey)
- カード個別評価:フィフス・ドーン - レア
- カード個別評価:基本セット2013 - レア