Eater of the Dead
提供:MTG Wiki
クリーチャー — ホラー(Horror)
(0):墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。Eater of the Deadがタップ状態である場合、墓地にあるそのカードを追放し、Eater of the Deadをアンタップする。
3/4初の墓地対策クリーチャーの1つ。墓地にあるクリーチャー・カードをゲームから取り除く能力を持つ。
墓地掃除の能力はタップ能力とは反対に、「(厳密には違うが)アンタップすることで効果が発生」「パーマネントは無意味にタップできないので、この能力も自由には使えない」といった特徴がある。この特徴はのちのシャドウムーアで登場したアンタップ・シンボルに受け継がれている。
墓地掃除の能力もさることながら、墓地にクリーチャー・カードがある限り何度もアンタップできるため、「パーマネントのタップ」をコストとするカード(炎の鞭/Fire Whipなど)との相性が良い。ウェザーライトで炎の鞭が登場したとき、連続射撃コンボの材料として注目された。
- 能力の起動コストは0マナだが、対象を取る能力なので、墓地にクリーチャー・カードがない限りプレイできない点に注意。
- このカードがアンタップ状態でも、適正な対象さえあれば能力のプレイは宣言できる。ただし解決時点でこれがアンタップなら、条件を満たしていないので、対象カードのゲームからの除外は発生しない。
オラクル
印刷時のテキストは「(0):いずれかの墓地からクリーチャー・カード1枚を選び、それをゲームから取り除く。Eater of the Deadをアンタップする。」であった。テキストの「Eater of the Deadをアンタップする」は偽コストと解釈され、当時のルールではアンタップ状態にプレイすることはできない。
最初のオラクル更新では、「いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を、ゲームから取り除く:Eater of the Deadをアンタップする。この能力は、Eater of the Deadがタップ状態であるときにしか使えない。」と、墓地除外が起動コストに変更され、タップ状態でしかプレイできない旨が追加された。
そして1999年9月のオラクル更新で、現在の形の起動型能力に変更された。
- イーター(Eater)という専用のクリーチャー・タイプを持っていたが、Masters Editionの再録に伴うオラクル更新でホラーに変更された。
ストーリー
Eater of the Dead(死者を喰らう者)は、戦場の死体を漁る怪物。Ghed(ジェド)やアルスール/Alsoorの兵士達の間でその存在が噂されているが、実際に目撃した者はいないようだ。
- 「死者を喰らう者」はマジック:ザ・ギャザリング オンラインプラスでの日本語訳。ただし、ゲームで使用することはできない。