Old Fogey

提供:MTG Wiki

2010年3月30日 (火) 17:03時点におけるPlus (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索


フェイジング累加アップキープエコー消散他の恐竜とのバンドプロテクションホマリッド)、雪かぶり平地渡り側面攻撃ランページと、妙に古いキーワード能力が並んでいる。さらに、クリーチャー・タイプ恐竜もこれ以前にはアイスエイジに登場したPygmy Allosaurusの1体のみだったマイナー種族である(その1体も今はクリーチャー・タイプが変更されてしまった)。

Blast from the Pastと対をなす「旧世代」のカードで、枠がスカージ以前までの物だったり(タイプ行などが太字なので、正確にはポータルなどに類する)、タイプ行が「恐竜の召喚」(Summon Dinosaur)だったり、更にはイラストレーターの誤植までそのまま。もちろんプレミアム・カードには流星マークまでついている。

2マナで7/7とマナレシオが非常に大きい。しかしフェイジングエコー消散累加アップキープがあるため序盤に出しても制約が大きい。それに、これらの能力が同じカードにあるため処理も面倒である(なお、基本セット2010発売に伴うルール変更によって、フェイジングが領域の変更を行わなくなったため、通常エコー・コストを支払うことはない)。回避能力はあるものの、雪かぶり平地渡りとプロテクション(ホマリッド)なのでそこまで期待できない。ただコールドスナップの影響で渡りは強化されたと言えるし、側面攻撃とランページを持つため、クリーチャー同士の戦闘ではほぼ無敵である。複数並べた日には、互いのバンドによってさらなる猛威を振るうことだろう。ローウィン・ブロック多相の登場でプロテクションの適用範囲が大きくなり、バンドを組めるクリーチャーが増えたのも嬉しい(なお、基本セット2010で他の〜とのバンドのルールが変更される以前は、他のOld Fogeyとしか組めなかった)。

永劫の中軸/Eon Hubアップキープを飛ばすのが最も有力。また、ブラストダーム/Blastoderm同様速攻をつけるのもよい。最後は手綱取り/Grab the Reinsか何かで投げよう。

以下はMark RosewaterによるFAQ(TIWDAWCC)から参考にした、簡単なガイド。

第1ターン Old Fogeyを唱える
第2ターン アンタップ・ステップの開始時に、これがフェイズ・アウトする。
第3ターン フェイズ・インする。アップキープに累加アップキープを支払う。前のターンのアップキープより前からコントロールし続けているのでエコーは誘発しない。消散カウンターは残り2。
第4ターン フェイズ・アウトする。
第5ターン フェイズ・インする。累加アップキープを支払う。消散カウンターは残り1。
第6ターン フェイズ・アウトする。
第7ターン フェイズ・インする。累加アップキープを支払う。消散カウンターは無くなる。
第8ターン フェイズ・アウトする。
第9ターン フェイズ・インする。累加アップキープを支払うまでもなく(支払いは可能)、消散のために生け贄に捧げられる。

この手順を冷静に見てみると、これが実は普通に強いクリーチャーであることがわかる。2ターン目に唱えれば、4ターン目には7/7+αで殴りかかれる。現在ではエコーを支払う必要がなくなったおかげで、維持のためのマナが激減し、たいした負担でもなくなった。

  • 現在のルーリングに合わせた表記へ書き換えるとすれば、以下のようになる。エコーにはエコー・コストの表記が加わり、雪かぶり氷雪に置き換えられることになる。

非公式/非実在カード

Old Fogey (緑)(緑)
クリーチャー ― 恐竜(Dinosaur)

フェイジング、累加アップキープ(1)、エコー(緑)(緑)、消散3、他の恐竜(Dinosaur)とのバンド、プロテクション(ホマリッド)、氷雪平地渡り、側面攻撃、ランページ2

7/7


最近のガキときたらやれコレクター番号だ目新しいタップシンボルだ。ブラック・ロータス20枚と疫病ネズミ20枚。これこそが本当のマジックじゃ。
  • こんなのが雪かぶりの平地を歩いていたらすぐにばれそうなものだが、氷河期の恐竜でPygmy Allosaurusがいるため、おそらくこの辺をいじったものだと思われる。
  • イラストの背後でTime Machineが墜落している。
  • 準公式訳の「頑固じいさん」と名前だけ聞くと、恐竜とはすぐに分からない。

参考

MOBILE