増殖
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増殖/Proliferateは、ミラディンの傷跡ブロックで登場したキーワード処理。
Contagion Clasp / 伝染病の留め金 (2)
アーティファクト
アーティファクト
伝染病の留め金が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それの上に-1/-1カウンターを1個置く。
(4),(T):増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。)
定義
「増殖を行う/Proliferate」とは、パーマネントやプレイヤーのうちでカウンターを持つものを任意の数選び、それらのパーマネントやプレイヤーが既に持っているものと同種のカウンターを1つ追加で置くことである。
双頭巨人戦の場合は上記の「プレイヤー」を「チーム」に読み替える。
解説
ルール
- 流し読みすると勘違いしてしまいがちだが、増殖は一体だけではなく、望む数のプレイヤーとパーマネントを選ぶことが出来る。
- 「望む数」には「0」も含まれるため、パーマネントやプレイヤーを一切選ばないこともできる。
- 選んだパーマネントに複数の種類のカウンターが置かれている場合、増やせるのはそのうちの1種類のみである。また、どの種類のカウンターを増やすかは、パーマネント/プレイヤーごとに選べる。
- 増殖は、カウンターを増やす相手を対象としているわけではない。
- パーマネントやプレイヤー以外のオブジェクトに置かれたカウンターは増やすことができない。例えば待機状態のカードやスタック上の稲妻の嵐/Lightning Stormなど。
その他
感染とともに、ミラディン/Mirrodinの世界に侵食したファイレクシアの油/Phyrexian oilの広がりをイメージしたデザインになっている。
ミラディンの傷跡の時点では、増殖を持つのはファイレクシア陣営のカードのみであり、いずれも青かアーティファクトである。続くミラディン包囲戦ではそれらに加え黒や緑のファイレクシア陣営のカードに増殖を持つものが登場し、さらに新たなるファイレクシアでは赤にも増殖を持つファイレクシア陣営のカードが登場した。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 701 キーワード処理
- 701.23 激突を行う/Clash
- 701.23a 激突を行うとは、プレイヤーが自分のライブラリーの一番上のカードを公開し、その後、そのプレイヤーはそのカードをライブラリーの一番下に置くかそのまま残すかする、ということである。
- 701.23b 「対戦相手と激突を行う/clash with an opponent」は、「対戦相手1人を選び、あなたとその対戦相手はそれぞれ激突を行う。」を意味する。
- 701.23c 激突を行う各プレイヤーは、それぞれのライブラリーの一番上のカードを一度に公開する。その後、それらのプレイヤーはAPNAP順で(rule 101.4 参照)それらのカードをどこに置くか決め、その後、一度にそれらのカードを置く。
- 701.23d プレイヤーは、その激突において他のどの公開されたカードよりも大きいマナ総量を持つカードを公開した場合、その激突に勝ったことになる。
- 701.23 激突を行う/Clash
- 701 キーワード処理