もみ消し/Stifle
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ちょっと変わった打ち消し呪文。呪文ではなく、起動型能力や誘発型能力を打ち消す。特に誘発型能力を無条件に直接打ち消せる初めてのカードである(その後、虚空粘/Voidslimeや計略縛り/Trickbindなども登場している)。
用途は広く、見た目よりずっと腐りづらい。 また、普通のカウンターでは対処しづらいストーム系の呪文や(ストームでコピーをスタックに置くのは誘発型能力であるためこれで打ち消せる)、既に戦場に出てしまった精神隷属器/Mindslaverなどへの対策としても重宝する。 そういったことから、カード・プールが広がるにつれ、威力を増すカードでもある。
- 同ブロックで再登場したフェッチランドも、この呪文を打たれると無力化。ある意味で、最も軽い土地破壊の一つである。
- キーワード能力も、その定義が起動型能力か誘発型能力ならば打ち消すことができる。具体的にどのキーワード能力が該当するかは、起動型能力や誘発型能力の項を参照。
- このカードでプロテクション(青)を持つクリーチャーの能力を打ち消すことは可能である(→ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver)。対象がクリーチャーではなく、能力そのものであるため。
- 強烈なデメリットの誘発型能力を持つカードが出ると、よく話題に上る。ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtや狩り立てられたサイクルがその一例であり、実際にそうしたシナジーを活用したスタイフルノートなどのデッキがエターナルで活躍している。
よく対象となる能力をもつカード
- フェッチランド
- 不毛の大地/Wasteland
- 精神隷属器/Mindslaver
- 精神の願望/Mind's Desire
- 巣穴からの総出/Empty the Warrens
- 破滅的な行為/Pernicious Deed
- 火薬樽/Powder Keg
- 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
- 正義の命令/Decree of Justice
- マイアの保育器/Myr Incubator
- ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought
- 狩り立てられたサイクル