面晶体のカニ/Hedron Crab
提供:MTG Wiki
Hedron Crab / 面晶体のカニ (青)
クリーチャー — カニ(Crab)
クリーチャー — カニ(Crab)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚切削する。
0/2サイズよりもライブラリー破壊の能力に期待して採用されるカードであり、書庫の罠/Archive Trapなどと組み合わせれば、ライブラリー破壊デッキを作ることもできる。
自分を対象にとることで墓地を肥やすことも可能。登場当初からエクステンデッドのナルコブリッジで活躍したほか、スタンダードでは復讐蔦/Vengevineを墓地に送ることに特化したドレッジ・ヴァインのキーカードになった。
リミテッドでは最序盤で出せるので上陸しやすく、10枚以上削れることも。タフネス2なので地鳴りの揺るぎ/Seismic Shudderに耐性がある。
ストーリー
面晶体のカニ/Hedron Crabはゼンディカー/Zendikarのカニで、海岸線で小型の面晶体/Hedronを拾っては殻を飾り立てる(イラスト)。
フレイバー・テキストには「Hedrons perplex minds both great and small.(面晶体は精神を混乱させる。貴賎を問わずに。)」とあり、The Moment of Discoveryでは、このカニのカード・メカニズムと設定の関わりが解説されている。それによると、このカニ自身のちっぽけな心は混乱した状態にあり、その上、面晶体が隙間なく集められたことで、近づいた魔道士の精神にも深刻な影響を及ぼしてしまう。また、上陸によって新たな海岸を増やし面晶体を更に集めさせるならば、他のプレインズウォーカー/Planeswalkerの魔法庫(ライブラリー)にすら悪影響を与えられる、という。
- 日本語版フレイバー・テキストの「面晶体の混乱した思考は、偉大であり矮小である。」は明らかな誤り。「Hedrons perplex minds」を「Hedron's perplex minds」と誤読したか。