時間停止/Time Stop

提供:MTG Wiki

2010年9月24日 (金) 02:10時点におけるSinryow (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Time Stop / 時間停止 (4)(青)(青)
インスタント

ターンを終了する。(スタックから、このカードを含むすべての呪文と能力を追放する。ターンを進めているプレイヤーは自分の手札のカードを、自分の手札の枚数の最大値になるまで捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)


「ターンを終了する。」

こう端的に書くと、エレガントで美しさすら漂う。ただしルール的にはそう単純ではなく、本文の何倍もある注釈文が後に続いている。専用のルールが存在する数少ないカードの1つである。ルール上の定義は下の総合ルールを参照のこと。

対抗呪文/Counterspellにもオアリムの詠唱/Orim's Chantにも濃霧/Fogにももみ消し/Stifleにも時間のねじれ/Time Warpにもなりうる。ただし、これらのどのカードよりも重い

ルール

  • これ自身の効果により、これ自身も追放される。スタック上の呪文を追放するのは解決の最中であるが、その時点ではこれも同じくスタック上にまだあるからである(注釈にそう書いてあるが)。したがって、永遠の証人/Eternal Witness喚起/Recollectなどで再利用することはできない。
  • 終了ステップ開始時に」(旧オラクルでは「ターン終了時に」)の誘発型能力は、これを使ったターンには誘発しない。そういう能力が誘発するのは終了ステップの開始時であるが、効果によってその次のクリンナップ・ステップまで一気に進んでしまうため。これらの誘発型能力は、次に「終了ステップの開始時」が来たとき=次のターンの終了ステップの開始時に誘発する。
    • 最後の賭け/Final Fortuneなど「そのターンの終了ステップの開始時に」と指示されている誘発型能力については、そもそも誘発しなくなる。
  • スタックから追放された呪文や能力は効果を発揮しないが、それらを打ち消しているわけではないので、打ち消されない呪文や能力も効果を発揮することはなくなる。
    • なお、呪文の解決中にその呪文自身が追放されても、効果を発揮しないということはないので、時間停止自身は追放されはするがきちんと最後まで解決が進む。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE