エネルギー・フィールド/Energy Field
提供:MTG Wiki
Energy Field / エネルギー・フィールド (1)(青)
エンチャント
エンチャント
あなたがコントロールしていない発生源から、あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。
いずれかの領域からカードがあなたの墓地に置かれたとき、エネルギー・フィールドを生け贄に捧げる。
単純に考えるなら、呪文を唱えられない代わりに自分自身に与えられるダメージを0にする青のエンチャント。コンボやコントロールが序盤の防御用に使うカードといえる。
ただ、クリーチャー主体の赤には有効だが、他の色に対してはあまり有効でない。黒に対しては手札破壊を使われるとほぼ確実に生け贄に捧げられてしまう他、ライフを失わせる効果を持つカードが多いからである。白や緑にはエンチャント破壊があり、青にはバウンスやカウンター呪文があり、赤にも土地破壊という対抗策もある。それらを打ち消そうとしてこちらがカウンター呪文を使うと、そのカードが墓地に置かれ、結局生け贄に捧げられる。
しかし、このエンチャントのおかげで1ターン分のダメージを防げれば御の字であるし、2ターン以上攻撃を凌げれば2マナとしては破格であろう。
- トークンはカードではないため、トークンが墓地に置かれても生け贄に捧げられることはない。また、等時の王笏/Isochron Scepterなどによるコピーも同様なので、こういったカードとの相性は良い。
- 補充/Replenishで戦場に出た場合、やはりこれは生け贄に捧げられる。補充の解決中に戦場に戻り、その後で補充が解決して墓地に置かれるためである。
- 2番目の能力はもみ消し/Stifleできるが、もみ消しが墓地に置かれて結局また誘発してしまうため通常は意味はない。やるならば上記の等時の王笏/Isochron Scepterでコピーしてもみ消そう。
- 対戦相手が虚空の力線/Leyline of the Voidをコントロールしていれば、生け贄に捧げなくてもよくなる(→友情コンボ)。ちなみに次元の狭間/Planar Voidでは墓地に置かれてしまうのでコンボにはならないため注意が必要である。
- ヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agendaでも同様のコンボが成立。薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtainでも、パーマネントが墓地に行くことは防げる。
- 同様の手段として、エターナル環境となるが、太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moonを自分にエンチャントしていると友情コンボに頼らずとも楽に維持できる。
- いざとなったらヴィダルケンの黒幕/Vedalken Mastermindなどの繰り返し使えるバウンス手段で手札に戻してしまってもよいだろう。
- クリーチャーへのダメージを翡翠のモノリス/Jade Monolithでこちらに向ける方法も使えたが、火力や戦闘ダメージ云々より除去耐性がない点が痛かった。