血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
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クリーチャー — エルフ(Elf) 狂戦士(Berserker)
速攻
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
コストが割高なものが多い続唱カードの中で、4マナ3/2以上と十分に使える性能を持つ。火力、パンプアップ、小型クリーチャーなど、続唱としてどれが出てもタイミングを選ばないカードが多い色であることも利点。
その色の性質上ジャンド/Jundやナヤ/Nayaカラーのデッキに用いられるため、荒廃稲妻/Blightning、大渦の脈動/Maelstrom Pulse、台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks、火山の流弾/Volcanic Fallout、流刑への道/Path to Exile、などを主にプレイできるため、非常に強力である。
また、3マナ以下のカードを1種類しか入れていなければ必ずプレイすることが可能である。これを利用したのが続唱スワンと呼ばれるコンボデッキである。
関連カード
サイクル
- 献身的な嘆願/Ardent Plea
- カターリの残影/Kathari Remnant
- 瀝青破/Bituminous Blast
- 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf
- 徴兵されたワーム/Enlisted Wurm
開発秘話
このカードの当初のコンセプトは、故郷のナヤ/Nayaから遠く離れたジャンド/Jundに迷い込んだエルフの少女。ただ、あまりにシンプルで、既にコンフラックスで扱った分野であり、アラーラ再誕にそぐうものではなかった。頭を抱えていたDoug Beyerはジャンドを訪れエルフ少女Eleni(エレニ)に出会った夢を見たことから、このカードはエルフの迷い子から、髪を編み込んだ強く有能なエルフ戦士へとイメージが固められたという。(→A Different Kind of Origin Story参照)
ストーリー
別の断片同士が協力し、共通の敵に対抗するため団結する者たち、加入者(The Joiners)に分類されるカードの1つ。
血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfは、ジャンド/Jundの戦士氏族(warrior-clans)に加わることを選択したナヤ/Naya出身のシーリアのエルフ/Cylian Elfで、ジャンド人のように髪を編み込んでいる(イラスト)。(→Choices in the New Alara、Reality Check参照)
掌編The Day a Vedalken Explodedでは、Keimon(ケイモン)が唱えた天候呪文は大渦/Maelstromの影響で暴走し、謎のスフィンクス/Enigma Sphinxや徴兵されたワーム/Enlisted Wurmを出現させた後に、このエルフを呼び出した。そして暴走した呪文は終止/Terminateとなってケイモンの命を奪う。