エキスパンション・シンボル
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エキスパンション・シンボル/Expansion Symbolは、イラストの右下、カード・タイプの右側に描かれているマーク。これでそのカードの含まれているセットを識別する。
ストロングホールドまでのカードは、エキスパンション・シンボルがすべて黒になっているために稀少度の区別がつかないので、テンペストの新緑の魔力/Verdant Force(画像)をコモンだと思ってしまう初心者もいる。ただし、中国語簡体字版の第5版、バトルロイアルおよびコールドスナップのテーマデッキに収録されたカードは例外的にシンボルの色分けが行われている。例えばヴェクの教区/Vec Townshipsは、銀色のテンペストのシンボルを持つ。
エキスパンション・シンボルも特性の1つである。エキスパンション・シンボルを参照する対エキスパンションカードが存在するが、それらはオブジェクトのエキスパンション・シンボルしか参照しない。仮にそのセットに収録されているカードであっても、再録されたカードでありエキスパンション・シンボルが異なっているならば、元のセットのカードとはみなさない。
- Magic Onlineにおいてはミラージュ、ビジョンズのカードも色分けが行われている。また、Magic Online Promotionalの(一部の)カードには、Magic Online のロゴに使われている「図章化された"O"」の字がシンボルとして記載されている。
- 反転カードでは、カードの右下に描かれていて、分割カードには2つ描かれている。
- 基本セットについているそれもエキスパンション・シンボルと呼ぶ。
- 銀枠には「エキスパンション=シンボル(Expansion-Symbol)」という名前のクリーチャー・タイプも存在する。→Symbol Status
エキスパンション・シンボル一覧
セット名 | エキスパンション・シンボル | |
基本セット | ||
第10版 | ローマ数字の10(X) | |
第9版 | カード3枚の背景にアラビア数字の9 | |
第8版 | カード3枚の背景にアラビア数字の8 | |
第7版 | アラビア数字の7 | |
第6版 | ローマ数字の6(VI) | |
第5版 | ローマ数字の5(V)(中国語簡体字版のみに存在) | |
ルネッサンス | 元のセットのもの | |
クロニクル | 元のセットのもの | |
エキスパンション | ||
アラーラ再誕 | 5つの次元? | |
コンフラックス | 5つの次元? | |
アラーラの断片 | 5つの次元? | |
イーブンタイド | 沈む太陽 | |
シャドウムーア | カラス | |
モーニングタイド | 昇る太陽 | |
ローウィン | 炎族の頭 | |
未来予知 | 図章化された目 | |
次元の混乱 | 2つの繋がった輪 | |
時のらせん | 砂時計 | |
コールドスナップ | 3本の氷柱(つらら) | |
ディセンション | 壊れた円から伸びる3つの矢印 | |
ギルドパクト | 二重丸に3つの矢印 | |
ラヴニカ:ギルドの都 | 尖塔 | |
神河救済 | 石灯篭 | |
神河謀叛 | 手裏剣 | |
神河物語 | 鳥居(精霊界の門) | |
フィフス・ドーン | カルドラの兜/Helm of Kaldra | |
ダークスティール | カルドラの盾/Shield of Kaldra | |
ミラディン | カルドラの剣/Sword of Kaldra | |
スカージ | ドラゴンの頭部(頭蓋骨?) | |
レギオン | 盾と交差した槍 | |
オンスロート | 変異クリーチャー | |
ジャッジメント | 天秤 | |
トーメント | ウロボロス(自分の尾を噛んで環を作る蛇または竜) | |
オデッセイ | ミラーリ/Mirari(ねじ曲がった台座に乗った球体) | |
アポカリプス | ファイレクシア軍のシンボル(嘆きの仮面) | |
プレーンシフト | 渦巻き | |
インベイジョン | ドミナリア連合(同盟?)のシンボル | |
プロフェシー | 3本の水晶 | |
ネメシス | 斧(ハルバード) | |
メルカディアン・マスクス | 仮面 | |
ウルザズ・デスティニー | 三角フラスコ | |
ウルザズ・レガシー | 柄の長い金槌 | |
ウルザズ・サーガ | 2つの噛み合った歯車 | |
エクソダス | 橋 | |
ストロングホールド | アーチ型の門(閉ざされた扉) | |
テンペスト | 雷雲(稲妻の走っている雲) | |
ウェザーライト | 開いた本(スランの秘本/Thran Tome) | |
ビジョンズ | 図章化されたV(戦争の三角/Triangle of War) | |
ミラージュ | 椰子(ヤシ)の木 | |
アライアンス | はためく三角旗 | |
ホームランド | ウルグローサ/Ulgrotha(3つの染みのある丸) | |
アイスエイジ | 雪の結晶 | |
フォールン・エンパイア | 王冠 | |
ザ・ダーク | 三日月 | |
レジェンド | ドーリア式円柱 | |
アンティキティー | 金床 | |
アラビアンナイト | 円月刀(シミター) | |
ポータルシリーズ(スターター・レベル) | ||
スターター2000 | 第6版にあるものは同じ、それ以外はなし | |
スターター | 5つの頂点を持つ傾いた星 | |
ポータル三国志 | 漢字の3「三」 | |
ポータル・セカンドエイジ | 五角形の次元の門 | |
ポータル | 円形の次元の門 | |
ジョーク・エキスパンション | ||
アンヒンジド | 蹄鉄(図章化されたU) | |
アングルード | 割れた卵 | |
ギフトボックス | ||
デッキマスターズ | 図章化されたD | |
ビートダウン | メイス | |
バトルロイアル | 元のセットのもの | |
アンソロジー | 元のセットのもの | |
プロモーション・カード | ||
グルランド | 抽象化された「目」 | |
ユーロランド | なし | |
APACランド | なし | |
プレイヤー褒賞プログラムプロモ | DCIのロゴ | |
DCIレジェンドメンバーシッププロモ | 円に入ったM | |
ジャッジ褒賞 | DCIのロゴまたは元のセットのもの | |
ジュニア・スーパーシリーズプロモ | DCIのロゴまたは元のセットのもの | |
アリーナ・リーグプロモ(2002〜) | DCIのロゴ | |
アリーナ・リーグプロモ(2001) | ARENA | |
アリーナ・リーグプロモ(1999〜2000) | 元のセットのもの | |
アリーナ・リーグプロモ(1996) | 円に入ったM | |
フライデーナイトプロモ | DCIのロゴ | |
プレリリース・カード | 元のセットのもの | |
フィクション・プロモーショナル・カード | ペン | |
ドラゴンコン・プロモーショナル・カード | ドラゴン | |
特殊なカード | ||
ドリームキャスト版オリジナルカード | 図章化されたDC | |
アストラルセット | 流星 |
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 2 カードの部分
- 206 エキスパンション・シンボル
- 206.1 エキスパンション・シンボルは、そのカードがマジックのどのセットのものかを示すものであり、通常は絵の右下に記されている。これはゲームには影響しない。
- 206.2 エキスパンション・シンボルの色はそのカードのそのセットにおける希少度を示すものである。赤橙色は神話レア、金色はレア、銀色はアンコモン、黒または白がコモンか基本 土地である。紫は特殊な希少度を表すために用いられる。現時点で存在するのは、『時のらせん』カード・セットの、レアよりも希少度の高いタイムシフト・カードだけである。(エクソダスよりも古いセットでは、希少度に関らず、全てのシンボルは黒で書かれていた。また、第5版までの基本セットのカードには、エキスパンション・シンボルはついていなかった。簡体中国語版の第5版には"V"のエキスパンション・シンボルが存在した)
- 206.3 かつては、ある特定のセットからのカードに影響する呪文や能力は、そのセットのエキスパンション・シンボルだけをチェックしていた。それらのカードはオラクルで訂正され、あるセットで「その名前で初めて印刷された」カードに影響を及ぼすようになった。
- 206.3a その名前で初めて印刷されたのが『Arabian Nights』拡張セットにおいてであるパーマネントやカードを参照するカード(《City in a Bottle》)が存在する。該当する名前は、《アブー・ジャーファル/Abu Ja'far》《アラジン/Aladdin》《アラジンのランプ/Aladdin's Lamp》《アラジンの指輪/Aladdin's Ring》《アリ・ババ/Ali Baba》《Ali from Cairo》《Army of Allah》《Bazaar of Baghdad》《鳥の乙女/Bird Maiden》《スレイマンの壺/Bottle of Suleiman》《真鍮人間/Brass Man》《Camel》《City in a Bottle》《真鍮の都/City of Brass》《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches》《サイクロン/Cyclone》《踊る円月刀/Dancing Scimitar》《ダンダーン/Dandan》《砂漠/Desert》《Desert Nomads》《砂漠の竜巻/Desert Twister》《Diamond Valley》《Drop of Honey》《黒檀の馬/Ebony Horse》《Elephant Graveyard》《エル・ハジャジ/El-Hajjaj》《アーグの盗賊団/Erg Raiders》《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》《目には目を/Eye for an Eye》《魚の肝の油/Fishliver Oil》《空飛ぶ絨毯/Flying Carpet》《空飛ぶ男/Flying Men》《ガズバンのオーガ/Ghazban Ogre》《象亀/Giant Tortoise》《Guardian Beast》《ハスランの女オーガ/Hasran Ogress》《ハール・ジャッカル/Hurr Jackal》《Ifh-Biff Efreet》《島魚ジャスコニアス/Island Fish Jasconius》《Island of Wak-Wak》《Jandor's Ring》《ジャンドールの鞍袋/Jandor's Saddlebags》《宝石の鳥/Jeweled Bird》《Jihad》《ジュナン・イフリート/Junun Efreet》《Juzam Djinn》《Khabal Ghoul》《King Suleiman》《密林の猿人/Kird Ape》《Library of Alexandria》《磁力の山/Magnetic Mountain》《Merchant Ship》《メタモルフォーゼ/Metamorphosis》《Mijae Djinn》《ムーア人の騎兵/Moorish Cavalry》《ナフス・アスプ/Nafs Asp》《オアシス/Oasis》《Old Man of the Sea》《Oubliette》《篤信/Piety》《Pyramids》《悔悟せる鍛冶屋/Repentant Blacksmith》《Ring of Ma'ruf》《ルフ鳥の卵/Rukh Egg》《Sandals of Abdallah》《砂嵐/Sandstorm》《Serendib Djinn》《Serendib Efreet》《Shahrazad》《シンドバッド/Sindbad》《Singing Tree》《魔術師の女王/Sorceress Queen》《Stone-Throwing Devils》《不安定性突然変異/Unstable Mutation》《ウォー・エレファント/War Elephant》《ワイルーリーの狼/Wyluli Wolf》《Ydwen Efreet》である。
- 206.3b その名前で初めて印刷されたのが『Antiquities』拡張セットにおいてであるパーマネントやカードを参照するカード(《Golgothian Sylex》)が存在する。該当する名前は、《クルーグの護符/Amulet of Kroog》《Argivian Archaeologist》《Argivian Blacksmith》《アルゴスのピクシー/Argothian Pixies》《Argothian Treefolk》《終末の時計/Armageddon Clock》《Artifact Blast》《Artifact Possession》《Artifact Ward》《アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar》《アシュノッドの戦具/Ashnod's Battle Gear》《アシュノッドの人体改造器/Ashnod's Transmogrant》《エイトグ/Atog》《破城槌/Battering Ram》《青銅のタブレット/Bronze Tablet》《Candelabra of Tawnos》《秘宝の防御円/Circle of Protection: Artifacts》《Citanul Druid》《粘土像/Clay Statue》《機械仕掛けの鳥/Clockwork Avian》《サルディアの巨像/Colossus of Sardia》《珊瑚の兜/Coral Helm》《崩壊/Crumble》《呪われた拷問台/Cursed Rack》《Damping Field》《爆破/Detonate》《Drafna's Restoration》《ドラゴン・エンジン/Dragon Engine》《Dwarven Weaponsmith》《魔力流出/Energy Flux》《フェルドンの杖/Feldon's Cane》《Gaea's Avenger》《Gate to Phyrexia》《ゴブリン職工団/Goblin Artisans》《Golgothian Sylex》《ぶどう弾カタパルト/Grapeshot Catapult》《Haunting Wind》《ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall》《象牙の塔/Ivory Tower》《ジェイラム秘本/Jalum Tome》《Martyrs of Korlis》《Mightstone》《石臼/Millstone》《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》《ミシュラの戦争機械/Mishra's War Machine》《Mishra's Workshop》《再帰のオベリスク/Obelisk of Undoing》《オニュレット/Onulet》《Orcish Mechanics》《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》《Phyrexian Gremlins》《Power Artifact》《Powerleech》《Priest of Yawgmoth》《原初の土/Primal Clay》《拷問台/The Rack》《ラカライト/Rakalite》《Reconstruction》《Reverse Polarity》《Rocket Launcher》《ラト=ナムの賢人/Sage of Lat-Nam》《多相の戦士/Shapeshifter》《粉砕の嵐/Shatterstorm》《Staff of Zegon》《露天鉱床/Strip Mine》《Su-Chi》《Tablet of Epityr》《Tawnos's Coffin》《タウノスのワンド/Tawnos's Wand》《タウノスの武具/Tawnos's Weaponry》《テトラバス/Tetravus》《ティタニアの歌/Titania's Song》《Transmute Artifact》《トリスケリオン/Triskelion》《ウルザの報復者/Urza's Avenger》《Urza's Chalice》《ウルザの鉱山/Urza's Mine》《Urza's Miter》《ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant》《ウルザの塔/Urza's Tower》《槍の壁/Wall of Spears》《Weakstone》《異形の騒霊/Xenic Poltergeist》《ヨーグモスの悪魔/Yawgmoth Demon》《ヨーティアの兵/Yotian Soldier》である。
- 206.3c その名前で初めて印刷されたのが『Homelands』拡張セットにおいてであるパーマネントやカードを参照するカード(《Apocalypse Chime》)が存在する。該当する名前は、《修道院のガーゴイル/Abbey Gargoyles》《Abbey Matron》《上天の嵐/Aether Storm》《Aliban's Tower》《Ambush》《待ち伏せ部隊/Ambush Party》《Anaba Ancestor》《アナーバのボディガード/Anaba Bodyguard》《アナーバのシャーマン/Anaba Shaman》《Anaba Spirit Crafter》《アン=ハヴァの治安官/An-Havva Constable》《An-Havva Inn》《An-Havva Township》《An-Zerrin Ruins》《Apocalypse Chime》《Autumn Willow》《Aysen Abbey》《アイゼンの官吏/Aysen Bureaucrats》《Aysen Crusader》《Aysen Highway》《Baki's Curse》《Baron Sengir》《Beast Walkers》《Black Carriage》《影写し/Broken Visage》《甲殻/Carapace》《Castle Sengir》《Cemetery Gate》《Chain Stasis》《Chandler》《Clockwork Gnomes》《機械仕掛けの駿馬/Clockwork Steed》《Clockwork Swarm》《Coral Reef》《暗黒の迷路/Dark Maze》《Daughter of Autumn》《死者の代弁者/Death Speakers》《Didgeridoo》《Drudge Spell》《乾きの呪文/Dry Spell》《Dwarven Pony》《Dwarven Sea Clan》《Dwarven Trader》《Ebony Rhino》《情け知らずのエロン/Eron the Relentless》《Evaporate》《Faerie Noble》《一角獣の饗宴/Feast of the Unicorn》《フェロッズの封印/Feroz's Ban》《Folk of An-Havva》《忘却/Forget》《葬列/Funeral March》《Ghost Hounds》《Giant Albatross》《巨大カキ/Giant Oyster》《Grandmother Sengir》《大いなる人狼/Greater Werewolf》《Hazduhr the Abbot》《Headstone》《Heart Wolf》《血に飢えた霧/Hungry Mist》《Ihsan's Shade》《Irini Sengir》《鉄爪族の呪い/Ironclaw Curse》《Jinx》《Joven》《Joven's Ferrets》《ジョーヴンの泥棒道具/Joven's Tools》《Koskun Falls》《Koskun Keep》《迷宮のミノタウルス/Labyrinth Minotaur》《Leaping Lizard》《Leeches》《Mammoth Harness》《Marjhan》《記憶の欠落/Memory Lapse》《商人の巻物/Merchant Scroll》《メサ・ファルコン/Mesa Falcon》《Mystic Decree》《Narwhal》《Orcish Mine》《原初の秩序/Primal Order》《Prophecy》《Rashka the Slayer》《浅瀬の海賊/Reef Pirates》《Renewal》《Retribution》《Reveka》《Wizard Savant》《Root Spider》《Roots》《Roterothopter》《Rysorian Badger》《Samite Alchemist》《シー・スプライト/Sea Sprite》《Sea Troll》《センギアの従臣/Sengir Autocrat》《Sengir Bats》《Serra Aviary》《セラの獣小屋/Serra Bestiary》《Serra Inquisitors》《セラの聖騎士/Serra Paladin》《鋸刃の矢/Serrated Arrows》《縮小/Shrink》《Soraya the Falconer》《Spectral Bears》《Timmerian Fiends》《拷問/Torture》《Trade Caravan》《休戦/Truce》《Veldrane of Sengir》《Wall of Kelp》《Willow Faerie》《Willow Priestess》《Winter Sky》《Wizards' School》である。
- 206.4 プレイヤーは、そのカードがそのフォーマットで認められているセット(あるいは特にマジック・イベント規定によって認められているカード)に含まれている限り、どの版からでもカードを構築 デッキに入れてよい。現在の構築フォーマットの定義については、マジック・イベント規定([[1]])を参照のこと。
- 206.5 エキスパンション・シンボルの完全な一覧は、マジックのウェブサイトのCard Set Archiveコーナー([[2]])から確認できる。
- 206 エキスパンション・シンボル