セラの聖域/Serra's Sanctum
提供:MTG Wiki
白らしく、エンチャントの数だけマナの出せる伝説の土地。サイクルの他の2種類の土地(トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyとガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle)と比べると、エンチャントはなかなか並びにくいために地味である。
しかし当時は軽量のエンチャントを大量に並べるエンチャントレスでそれなりに活躍していた。フリースペルが存在していたことも強力な追い風だった。エクステンデッドやレガシーでもエンチャントレスデッキに搭載されている。現在ではレイラインズのキーカードでもある。
- エンチャントはマナ無しに出す手段がほとんどないため、1ターン目からマナを出すことが困難である。登場当時は森/Forest→踏査/Exploration→セラの聖域などで実現可能ではあった。ギルドパクト以後は力線と組み合わせることも可能になった。
- 基本セット2014発売に伴うレジェンド・ルール変更の影響で、2枚目以降を引いても瞬間的なマナ加速として使用可能となり、かなり腐りにくくなった。トレイリアのアカデミー、ガイアの揺籃の地も同様。
[編集] 禁止指定
1999年7月1日より、ウルザ・ブロック構築で禁止カードに指定される。あまりに少ないコストで大量のマナを生み出すことができ、フォーマット上に土地を対処する手段が少なかったため[1]。
統率者戦では2025年2月11日のブラケット制導入にともないゲームチェンジャー・カードに指定された。大量マナを生み出し、ゲーム速度を一気に加速させてしまうため[2]。
[編集] 関連カード
- セラの聖所/Sanctum of Serra (次元カード) - セラの聖域を次元カードとしてカード化したもの。
[編集] サイクル
- セラの聖域/Serra's Sanctum
- トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
- ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower
- シヴの地溝/Shivan Gorge
- ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
コントロールしている特定のパーマネント数だけマナを出すセラの聖域/Serra's Sanctum、トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy、ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleの3枚だけを指すこともある。
[編集] ストーリー
セラの領土/Serra's Realmにあるセラ/Serraの宮殿のこと。
[編集] 脚注
- ↑ _DCI_(TM) BANNED AND RESTRICTED LIST ANNOUNCEMENT
- ↑ Introducing Commander Brackets Beta/「統率者戦ブラケット(ベータ版)」導入のお知らせ(Daily MTG 2025年2月11日 Gavin Verhey著)
[編集] 参考
- Wallpaper of the Week: Serra's Sanctum(Internet Archive)(Magic Arcana 2004年6月4日) - 壁紙
- 複数マナを出せる土地カード
- 再録禁止カード一覧(再録禁止カード)
- カード個別評価:ウルザズ・サーガ - レア