活路を指せ/Point the Way
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エンチャント
エンジン始動!(あなたが速度を持たないなら、1から始まる。速度はあなたの各ターンに1回、対戦相手がライフを失ったとき、1上がる。最高速度は4である。)
(3)(緑),このエンチャントを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード最大X枚を探す。Xは、あなたの速度に等しい。それらのカードをタップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
インスタント・タイミングで起動できるので、隙を小さくマナ加速出来る。最大で4枚という莫大な加速に繋がるが、起動コストが4マナかかることも考慮するとランプでなければ過剰になりがち。通常のデッキであれば隙を見つけ次第起動してしまっても構わないだろう。単に1マナでエンジン始動!をスタートする手段としても便利で、登場時のスタンダードの範囲で考えると、緑単色で1ターン目から速度を定義できるのはこれと土地のサイクルのみ。
リミテッドではマナ加速をコンボに使うのが難しく、加速したマナの使い道に困るケースが発生しやすいが、霊気走破は消尽の存在により、大量のマナをつぎ込む先を用意しやすいのは追い風。一方で霊気走破の緑はサイズに優れるクリーチャーが比較的多く収録されており、わざわざ速度を上げる手間をかけてまでマナ加速する必要があるかとなると微妙。消尽+ランプをテーマにしている緑青ならば確保してもよいが、その場合も速度を上げる算段はつけなければならない。牽制機/Diversion Unitなどの軽い回避能力持ちをピックできているのであれば候補に入るという程度か。
[編集] ストーリー
ロケットカーでムラガンダ/Muragandaの略奪者から逃げるチャンドラ/Chandraたちに、おたから/Lootが小さく叫び左側を示した。そちらにはただ木が生えているだけだったが、スピードデーモンズ/The Speed Demonsとのレースからおたからに不思議な力があることを感じていたチャンドラは、おたからを信じてハンドルへ飛びつき左へと曲がった。
おたからが身を乗り出して集中すると、木の樹皮が剥がれ落ち、その下から領界路/Omenpathが現れた。
- Aetherdrift | Episode 4: Little-Guy Shortcuts/第4話 子供だけの近道(Magic Story 2025年1月15日 K. Arsenault Rivera著)