焦熱の竜火/Scorching Dragonfire
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インスタント
クリーチャーやプレインズウォーカーである1体を対象とする。焦熱の竜火はそれに3点のダメージを与える。このターン、それが死亡するなら、代わりにそれを追放する。
対象がクリーチャーかプレインズウォーカー限定になった代わりに1マナ軽い山伏の炎/Yamabushi's Flame。また、プレインズウォーカーも死亡時に追放可能になった。
ウィニー相手でも出遅れにくい軽さを持ち、かつプレインズウォーカーは対象にできるので、メインデッキからの採用でも腐りにくい汎用性が魅力。
プレインズウォーカーを追放できる点については、エルドレインの王権登場時に存在した戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde、直後に登場したエルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Deathや太陽の宿敵、エルズペス/Elspeth, Sun's Nemesisなど、スタンダードでもプレインズウォーカーのリアニメイトがそれなりに起こりうるカードプールなので、大きな強みとまではいかずとも価値はある特徴である。
ラヴニカのギルド〜基本セット2021期スタンダードでは、同じ2マナの追放火力として溶岩コイル/Lava Coilが存在したが、大釜の使い魔/Cauldron Familiarと魔女のかまど/Witch's Ovenのコンボやエルズペス、死に打ち勝つが流行したことにより、インスタントでプレインズウォーカーにも対処できるこちらが追放火力として優先されるようになった。
ダスクモーン:戦慄の館でも再録。登場時の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでは、汎用火力としては稲妻の一撃/Lightning Strike、追放火力としては抹消する稲妻/Obliterating Boltが存在し影が薄い。リミテッドではボムレアの永劫サイクルを1枚で対処できるコモン除去として活躍する。
ストーリー
ダスクモーン:戦慄の館の注目のストーリーの1枚(イラスト)。
舞踏室から森へと落下した魁渡/Kaitoの上空を一つの影が通過した。 暗闇の中ではっきりとは見えなかったそれは、再び通過するときには鮮やかな炎で自身を照らしながら魁渡の頭上を旋回した。炎は木々を灰に変え、その獣――ドラゴンは翼を羽ばたかせて次なる旋回に備えた。魁渡は必死にあたりを見回したが、今や道は木々を焼き尽くす炎で照らされ、逃げ場はなかった。
- 第3話 振り返ってはいけない(Daily MTG 2024年8月22日)