こうして終わりを迎える/This Is How It Ends

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This Is How It Ends / こうして終わりを迎える (3)(黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。それのオーナーはそれを自分のライブラリーに加えて切り直し、その後「そのプレイヤーは5点のライフを失う。」か、「そのプレイヤーがオーナーでありこれでないクリーチャー1体を自分のライブラリーに加えて切り直す。」かの最悪の二択を行う。


WHISPERのテキストには誤りがあります。「そのプレイヤーがオーナーでありこれでないクリーチャー1体を自分のライブラリーに加えて切り直す。」は「そのプレイヤーは、そのプレイヤーがオーナーでありそれでないクリーチャー1体を自分のライブラリーに加えて切り直す。」と読み替えてください。

としては珍しい、ライブラリーに戻した上でシャッフルするタイプの除去。続けてライフロスか更にもう1体を布告のように巻き込ませる最悪の二択を迫るインスタント

単色破壊不能はもちろん、自力で回収リアニメイトを行えるクリーチャーに対処できるのは嬉しいところではあるが、それだけでは4マナは少々重い。クリーチャー以外のパーマネントに干渉することが出来ないのも考慮すると、最悪の二択まで含めて活用して初めてコスト・パフォーマンスとして上々と言えよう。他にクリーチャーがいない場合は後者を選んで何もせず終わるだけなので、2体以上のクリーチャーを並べている対戦相手を狙うのがコツ。戻すクリーチャーの参照はオーナーに求めるので、コントロール変更などを受けているクリーチャーが居る場合、そのプレイヤー本人がコントローラーでなくとも問題無く、逆に2体以上のクリーチャーをコントロールしていても、戻すクリーチャーとオーナーが同じクリーチャーがいなければ最悪の二択は空振りに終わる点には注意。

ライフロスは初期ライフの多い統率者戦では相対的に価値が落ちるものの、インスタント・タイミング単体除去と同時に行えるのであれば十分。後者を選んでくれれば1:2交換となって文句無し。統率者戦デッキの枚数が100枚のシングルトンということで、サーチなどを使われない限りは再びそれを引き直されるリスクが小さいのも利点。一方で統率者はライブラリーに埋めようとしても統率領域に戻されるだけなので実質的に破壊とほぼ同様、また統率者がサーチ手段を持つ対戦相手には少々効果が薄くなる。

  • 最悪の二択を迫るのは最初の1枚を戻し、シャッフルした後。後者を選んだ場合は2回シャッフルが挟まることになり、心因検査器/Psychogenic Probeなどを併用していると恩恵が増える。尤も、あまりにシャッフルによるリターンが大きすぎてもライフロスを選ばれるだけだろうが。
  • 日本語版カードには、「そのプレイヤーは、そのプレイヤーがオーナーでありそれでないクリーチャー1体を自分のライブラリーに加えて切り直す。」となるべきところが、後者の選択肢の動作の主語が訳出されず、またotherの定訳から外れてしまっている誤訳がある。ライブラリーに加えて切り直すアクションを行うのは対象のクリーチャーのオーナーである。こうして終わりを迎えるのコントローラーではない。
    • 最悪の二択の選択肢であっても動作主が示されていないならば、それを行うのは呪文や能力のコントローラーである(CR:608.2c)。例えば、ダーレク族の誕生/Genesis of the DaleksのIV章の後者で破壊を行っているのは章能力のコントローラーである。

[編集] 参考

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