タルキールへの侵攻/Invasion of Tarkir

提供:MTG Wiki

2023年4月26日 (水) 14:59時点におけるあおたび (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Invasion of Tarkir / タルキールへの侵攻 (1)(赤)
バトル — 包囲戦(Siege)

(包囲戦(Siege)1つが戦場に出るに際し、それを守る対戦相手1人を選ぶ。あなたや他のプレイヤーはそれを攻撃できる。それが倒されたとき、それを追放する。その後、それを変身させた状態で唱える。)
タルキールへの侵攻が戦場に出たとき、あなたの手札にある望む枚数のドラゴン(Dragon)・カードを公開する。そうしたとき、これでない1つを対象とする。タルキールへの侵攻はそれに、Xに2を足した点数のダメージを与える。Xは、これにより公開されたカードの枚数の等しい。(Xは0でもよい。)

5
Defiant Thundermaw / 果敢な雷口
〔赤〕 クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行、トランプル
あなたがコントロールしているドラゴン(Dragon)1体が攻撃するたび、1つを対象とする。そのドラゴンはそれに2点のダメージを与える。

4/4

タルキール/Tarkirがテーマのバトルから変身する両面カード第1面手札から公開したドラゴンカードの数だけダメージが上がる任意の対象への火力を放つ包囲戦第2面ドラゴン攻撃するたび火力を放つドラゴン


第1面は最低でも2マナで好きな対象に2点火力が保証されているため、いつ引いても腐ることはない。ドラゴン含むデッキで運用すれば火力アップも望め、1枚公開するだけでも稲妻の一撃/Lightning Strike相当の働きをしてくれる。これ自身にダメージを飛ばすことは出来ないが、2枚目のこのカードで先に設置した1枚目にダメージを飛ばすことは出来るため、複数枚採用することで変身も視野に入れやすくなる。

第2面は4/4飛行トランプルの高いスタッツに加え、強力な誘発型能力を有するためフィニッシャーとして運用できるドラゴンタフネス2以下のクリーチャー除去するのはもちろん、これ単体で計6点ダメージを叩き出せるため2枚目を変身させることも容易である。果敢な雷口/Defiant Thundermawが複数並んだ時の打点は極めて強力。能力がそれぞれで誘発するため、2体なら攻撃の度に2点ダメージを4回、3体なら9回、4体なら16回も飛ばせる。2体並ぶだけでも本体によるダメージ能力によるダメージで計16点ものダメージを叩き出せるため、ほぼゲームエンド級である。

上手く変身までいければ、わずか2マナ除去しつつフィニッシャーを繰り出せるのでかなり強力。しかし一方で、強力なカードではあるのだが、他にドラゴンを採用していなかったり、変身をさせられなかったら、ただのソーサリー・タイミングの2マナ2点火力に成り下がってしまう。変身条件も5点ダメージが必要なので気楽に達成できるものとも言い難い。2枚目を引いたり、同セットには火山の悪意/Volcanic Spiteという使いやすい3点火力があるため、変身自体はそこまで達成困難ではないが、手間をかけて変身しても果敢な雷口/Defiant Thundermawには除去耐性がないことに注意が必要である。また果敢な雷口/Defiant Thundermawは2マナクリーチャーとして扱われるため、パイオニアモダン環境においては致命的な一押し/Fatal Pushが活躍していることもこのカードにとっては向かい風。
バトル全般に言えることだが、相手のデッキや状況をよく見て判断した上で、変身を目指すかどうかの見極めが求められる。


[編集] 参考

MOBILE