最後の喘ぎ/Last Gasp
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2マナのインスタントでタフネス3までのクリーチャーを除去、さらにマイナス修整なので破壊不能や再生持ちにも強い。その効果は火葬/Incinerateを彷彿とさせ、除去として扱いやすく、便利な一枚。コモンなのでリミテッドでも取りやすく、またシングルシンボルなのでデッキにも入りやすい。
戦闘に乗じて撃つ場合、火力だと巨大化/Giant Growthなどで回避された場合はタイミングによっては無駄どころかパワーの修整の分余計な戦闘ダメージを受ける等、かえって損をする可能性があるが、こちらはパワーにも修整を与えるので、最悪でも1対1交換に留める事ができる点も優秀。
ラヴニカ・ブロックを含むスタンダードでは、軽い除去を増やすためにサイドボードから採用されることも。黒メインのデッキではメインデッキから採用され活躍した。
- デザイン時は「黒いショック/Shock」として、(黒)で-2/-2の修整を与えるようになっていた。最終的にこのデザインになったのは、同セットの暗黒破/Darkblastとの重複を避けるためだろうか。
関連カード
主な類似カード
2マナのもので、特に記述がない限りインスタント。
- 苦悶のねじれ/Agony Warp - 青黒の多色カード。パワーとタフネスで別々の対象を取れる。(アラーラの断片)
- 食餌の衝動/Urge to Feed - ダブルシンボル。吸血鬼を強化できる。(ワールドウェイク)
- 胆汁病/Bile Blight - ダブルシンボル。同じ名前のクリーチャーにも修整を与える。(テーロス)
- 悲劇的な落下/Tragic Fall - 暴勇で-13/-13修整になる上位互換。(モダンホライゾン2)
- 孤独な終わり/Lonely End - 忠誠カウンターを取り除くことも選べ、後攻なら2点回復する上位互換。MTGアリーナ専用。(アルケミー:兄弟戦争)
- がぶりんご飴/Candy Grapple - 協約すると-5/-5修整になる上位互換。(エルドレインの森)
その他
- 闇の掌握/Grasp of Darkness - ダブルシンボル、-4/-4の修整を与える上位種。(ミラディンの傷跡)
- 見栄え損ない/Disfigure - 1マナ、-2/-2の修整を与える下位種。当初最後の喘ぎで検討されていた「黒いショック」に相当するデザイン。(ゼンディカー)
- ぬかるみの捕縛/Mire's Grasp - -3/-3の修整を与えるオーラ。(テーロス還魂記)
タフネスへ-3の修整を与える亜種
特記なければ修整値は-3/-3。-2の修整を与えるものは見栄え損ない/Disfigureの項目を、-4の修整を与えるものは闇の掌握/Grasp of Darknessの項目を、全体に与えるものは吐き気/Nauseaの項目をそれぞれ参照。
- 潰瘍化/Ulcerate - (B)。ライフロスのデメリットがある。(基本セット2015)
- 沈下/Weigh Down - (B)のソーサリー。追加コストであなたの墓地のクリーチャー・カード1枚を追放。(カルドハイム)
- 名も無き転置/Nameless Inversion - (1)(B)で+3/-3。クリーチャー・タイプを失わせる。多相を持つ部族呪文。(ローウィン)
- 次元の歪曲/Spatial Contortion - (1)(C)で+3/-3。(ゲートウォッチの誓い)
- 豪奢/Bedeck - (B/R)(B/R)で+3/-3。分割カードの半分。(ラヴニカの献身)
- 破壊的終焉/Shattering Finale - (1)(B)で-0/-3のソーサリー。犠牲1も持ち、永久に修整される。MTGアリーナ専用。(アルケミー:ニューカペナ)
- 束縛の胞子/Strangling Spores - (3)(B)。(基本セット2019)
- 交渉の難航/Deal Gone Bad - (3)(B)。対象のプレイヤーはカードを3枚切削。(ニューカペナの街角)
- 腐敗する渇き/Cankerous Thirst - (3)(B/G)の向上呪文。(B)を支払えば-3/-3、(G)を支払えば+3/+3。(シャドウムーア)
- 舞台一掃/Clear the Stage - (4)(B)。クリーチャー回収との抱き合わせ。(ラヴニカの献身)
- シルムガルの命令/Silumgar's Command - (3)(U)(B)。命令。(タルキール龍紀伝)
- 貴顕廊一家の合流点/Maestros Confluence - (3)(U)(B)(R)。合流点。(ニューカペナの街角統率者デッキ)