マナ・リグ/The Mana Rig
提供:MTG Wiki
伝説のアーティファクト
あなたが多色の呪文を唱えるたび、パワーストーン(Powerstone)・トークン1つをタップ状態で生成する。(それは「(T):(◇)を加える。このマナはアーティファクトでない呪文を唱えるためには支払えない。」を持つアーティファクトである。)
(X)(X)(X),(T):あなたのライブラリーの一番上にあるカードX枚を見る。それらのうち最大2枚をあなたの手札に、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
多色の呪文を唱えるたびにパワーストーンの生成を行い、起動型能力で手札補充を行える伝説のアーティファクト。
多色呪文を唱えて生成されたパワーストーンで起動型能力を起動して手札を補充し、さらに多色呪文を唱えて……と連鎖的にアドバンテージを稼いでいけるデザイン。多色の条件とアーティファクト呪文限定のパワーストーンは一見噛み合わないように見えるが、マナ・リグ自体に限らずとも呪文以外のコストに使う分には無制限。マナフィルターを通せば色もカード・タイプも問わず使えるようになるので、それらを内蔵したカードを入れると多色に必要なマナ基盤の安定化にも繋がる。
注意点として、カード名に「マナ」と付いていてマナ・アーティファクトも生成するものの、主な役割はドローエンジン。これを出した上でさらに呪文を唱えていく必要があり、出したターンのアドバンテージにも寄与しない点から、マナカーブを考慮する際は3マナ域より重く見てデッキを組むカードとなっている。
- 手札に加えるカードは「最大2枚」とあるので、ライブラリーに残したいカードがあるなら選ばないことも適正である。
- X=1で秘儀大全/Arcane Encyclopedia相当。伝説である点や、引くではなく手札に加えるといった違いはあるので上位互換ではないものの、かなりの強化版である。
- コストに(X)(X)(X)を要求する能力はこれが初。
- 能力でないものには、弾ける力/Crackle with Powerと霊体のヤギ角/Astral Cornucopiaがある。
ストーリー
マナ・リグ/The Mana Rigは古代スラン/Thran帝国が築いた巨大な設備である。元はパワーストーン工場の原型として考案され、後に工匠ジョイラ/Jhoiraが修復して自身の工房をそこに立ち上げた。ジョイラはマナ・リグ内部の仕組みについてドミナリア/Dominariaの誰よりも熟知しており、必要とあらばそれを用いて並外れた力を持つアーティファクトを作成できるだろう。