金属細工師/Metalworker
提供:MTG Wiki
猛烈なマナ加速能力を持つアーティファクト・クリーチャー。
手札にアーティファクトが2枚あれば4マナ出るので、マナ・クリーチャーとしては十分有用である。特にこれが登場したウルザ・ブロックは強力なアーティファクトが満載であり、茶単デッキも存在していたため、ティンカーなどでよく使用されていた。
さらに、ミラディン・ブロックでアーティファクト・土地を得てデッキ内のアーティファクトの比率が高まり、最悪クラスのマナ加速になってしまった。超重量級アーティファクトの登場により出たマナの使い道にも困らない。その結果、エクステンデッドやレガシーで禁止されることになった。除去されやすいクリーチャーということもあってか、ヴィンテージでは制限指定はなされず、同様の理由から、現在はレガシーでも禁止解除されている[1]。
ヴィンテージでは茶単という最高の職場があり、実際、MUDの中核カードとなる。
- 2007年9月サブタイプ変更で構築物のクリーチャー・タイプを獲得した。
- これが収録されているウルザズ・デスティニーにはこれ同様に「手札から自身と同じ色のカードをX枚公開する」ことで能力を起動する予見者サイクルが存在するが、そのどれよりも強力である。
- 威圧の杖/Staff of Dominationや通電式構成物/Voltaic Constructとのコンボで無限マナが可能。
- あだ名はコロ助。ただし「巨像(Colossus(コロッサス))」ではなく、『キテレツ大百科』の同名のキャラクターに似た風貌からの愛称。同じ理由で「のび太」とも。
- 起動型能力はマナ能力。真髄の針/Pithing Needleで金属細工師を指定されても起動できる。
2004年9月20日よりエクステンデッドとレガシーで禁止カードに指定されたが、レガシーでの茶単系デッキを強化するため、2009年10月1日にレガシーで禁止が解除された。
統率者戦では、2009年3月20日に禁止カードに指定されたが、2014年9月12日に禁止解除された。
関連カード
ウルザズ・デスティニーの予見者サイクル。同セットの匂いサイクルの効果を内蔵し、手札にある同じ色のカードを多く公開するほど効果が増す。
- ジャスミンの予見者/Jasmine Seer
- 塩水の予見者/Brine Seer
- ベラドンナの予見者/Nightshade Seer
- 燃えがらの予見者/Cinder Seer
- キヅタの予見者/Ivy Seer
また同セットでは、同じコンセプトをアーティファクトに対して適用している金属細工師/Metalworkerも作られている。