ならず者
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ならず者/Rogueは、クリーチャー・タイプの1つで、職業に当たる。盗人やスパイなど、表社会では許容されない職業に就く者がこのタイプを持つ。
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)
(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
1/1クリーチャー — フェアリー(Faerie) ならず者(Rogue)
飛行
あなたがコントロールする他の各ならず者(Rogue)クリーチャーは、その上に追加の+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたがコントロールする、+1/+1カウンターが置かれたクリーチャー1体が、プレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
同族 インスタント — ならず者(Rogue)
徘徊(青)(このターン、あなたがならず者(Rogue)によってプレイヤーに戦闘ダメージを与えているなら、あなたはこの呪文をこの徘徊コストで唱えてもよい。)
あなたのライブラリーのカードを上から4枚見る。それらの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
初出はミラディン。人間や戦士とともに追加され、クリーチャー・タイプ大再編によって大きく数を増やしたタイプの1つ。モーニングタイドで青黒の主要職業として選ばれ部族(カード・タイプ)カードも登場した。ゼンディカーの夜明けではパーティーを構成する4つの職業タイプのうちの1つに選ばれた。
黒に最も多く、その友好色である青と赤が続き、緑や白では少数派。
全体的に小型~中型が多い。ルーターを始めとするシステムクリーチャーを数多く擁するクリーチャー・タイプであり、全体の3割強が起動型能力を持っている。能力の傾向としては「忍び込む、押し入る」というイメージの各種回避能力、「盗む」というイメージのルーターやコントロール奪取や切削といった能力が目立つ。モーニングタイドではならず者専用に割り当てられたキーワード能力、徘徊が登場した。
部族カードはモーニングタイドが初出で、ゼンディカーの夜明けではパーティーを構成するクリーチャー・タイプの一つとしてならず者を参照するカードが多数登場した。主にそれら2つのカード・セットを中心に存在し、ロードの遺跡の盗人、アノワン/Anowon, the Ruin Thief、変則的なロードであるウーナの黒近衛/Oona's Blackguardや空飛ぶ思考盗み/Soaring Thought-Thief、マナ・コストを減らす蛙投げの旗騎士/Frogtosser Banneret、部族・アーティファクトである外套と短剣/Cloak and Daggerなどがある。また、死教団のならず者/Deathcult Rogueや義賊/Robber of the Richなど、そのほかのカード・セットにもならず者を参照するカードが少数存在する。
ならず者を含むトークンを生成するカードは複数存在するが、そのほとんどが黒を含むトークンを生成する(→トークン一覧)。
伝説のならず者はゼンディカーの夜明け統率者デッキ現在24体存在する(「伝説の(Legendary)・ならず者(Rogue)」でWHISPER検索)。
- 言葉の意味は「はぐれ者」に近く、例えばカード名の"rogue"ははぐれカヴー/Rogue Kavuなどと訳される。
- ならず者を持つ種族は人間が最も多く、次いでゴブリンとフェアリーである。
- ローグと呼ばれる一連のデッキとは関係ない。