腐れ蔦の再生/Moldervine Reclamation
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Moldervine Reclamation / 腐れ蔦の再生 (3)(黒)(緑)
エンチャント
エンチャント
あなたがコントロールしているクリーチャーが1体死亡するたび、あなたは1点のライフを得て、カードを1枚引く。
繁殖力/Fecundity系列の、クリーチャー死亡の損失を埋めてくれるエンチャント。
効果自体は強力だが、登場時のスタンダードで活躍する真夜中の死神/Midnight Reaperや戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde Generalに取って代われるほどのカードパワーではないため、構築で採用するならそれなりの理由付けが欲しい。基本的にはリミテッド向け。
黒緑は回避能力に乏しいため、一旦戦場が落ち着いてしまうと、良質なクリーチャーが揃っているにもかかわらず攻めあぐねることがしばしばある。しかしこのエンチャントがあれば、複数ブロックなどで多少不利な交換をされたとしても、自分だけドローでアドバンテージ差をつけられるため、ある程度大胆にクリーチャーをレッドゾーンに送り出すことができる。ライフを回復して防御面をいくらか受け持ってくれることも含め、中盤以降の攻勢を縁の下で支えてくれる1枚。
基本セット2020の黒緑はあまりドローソースの選択肢が広くないため、同セットで黒緑を組むための必須パーツに近く[1]、もしこれを採用しないなら成長の季節/Season of Growthは確保したいところ。デッキのコンセプトに合わせて選べるのが理想だが、どちらもクリーチャーに着目したものなので併用も難しくはない。
関連カード
サイクル
基本セット2020のアンコモンの2色カードサイクル。いずれもその色を含む楔3色のドラフト・アーキタイプに対応している(友好色は1つ、対抗色は2つ)。
- 天穹の鷲/Empyrean Eagle(白青、飛行)
- 秘本綴じのリッチ/Tomebound Lich(青黒、ETB能力によるコントロール)
- オーガの包囲破り/Ogre Siegebreaker(黒赤、アグロ)
- 這い絡む火跡/Creeping Trailblazer(赤緑、エレメンタル)
- 鉄根の大将軍/Ironroot Warlord(緑白、横並べ)
- 死体騎士/Corpse Knight(白黒、アグロ&横並べ)
- 稲妻の嵐族/Lightning Stormkin(青赤、飛行&エレメンタル)
- 腐れ蔦の再生/Moldervine Reclamation(黒緑、コントロール&横並べ)
- 空騎士の先兵/Skyknight Vanguard(赤白、飛行&アグロ)
- 発現する浅瀬/Risen Reef(緑青、ETB能力&エレメンタル)
参考
- ↑ 第36回:『基本セット2020』ドラフト攻略 行弘賢のよくわかる!リミテッド講座 2019.8.2(mtg-jp.com、2019年8月18日閲覧)