ハックロバット/Hackrobat
提供:MTG Wiki
Hackrobat / ハックロバット (1)(黒)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
絢爛(黒)(赤)(このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文を、これのマナ・コストではなく絢爛コストで唱えてもよい。)
(黒):ターン終了時まで、ハックロバットは接死を得る。
(赤):ターン終了時まで、ハックロバットは+2/-2の修整を受ける。
接死とタフネスをパワーに変換する能力により、攻撃とブロックのどちらに回っても対戦相手に損害を強いる小回りの利くクリーチャー。絢爛によるコスト減少も3から2と地味に思えるが、能力の起動にマナがかかることもありテンポの獲得は馬鹿にはできない。
訳語
"Hackrobat"はハック(Hack)とアクロバット(Acrobat)を組み合わせた造語だろう。ハックは「叩き斬る・切り刻む」等、アクロバットは「曲芸師・軽業師」であり、そのまま繋げて訳せば「切り刻み曲芸師」のようなニュアンスになる。しかしこの名前は語感に因んだ一種の洒落であることから、この場合は無理に訳さず英語カード名をそのまま音写した「ハックロバット」としたほうがかえって自然だろう。
各言語では、中国語簡体字版では危険なダンサー(险技舞者)、韓国語版では曲芸剣士(곡예검사)と訳されるほか、イタリア語では虐殺を意味する"Massacre"から虐殺曲芸師(Massacrobata)、ポルトガル語では虐殺を意味する"Carnificina"または死刑執行人を意味する"Carnífice"から虐殺曲芸師・死刑執行曲芸師(Carnifóbata)、スペイン語では危険を意味する"Peligró"から危険な曲芸師(Peligróbata)等の造語で返している。言わんとするニュアンスは概ね同じような感じで訳されているようだ。