来世への門/Gate to the Afterlife
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アーティファクト
あなたがコントロールするトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、あなたは1点のライフを得る。その後、あなたはカードを1枚引いてもよい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。
(2),(T),来世への門を生け贄に捧げる:あなたの墓地やあなたの手札やあなたのライブラリーから《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》という名前のカード1枚を探し、それを戦場に出す。これによりあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。あなたの墓地にクリーチャー・カードが6枚以上あるときにのみ起動できる。
クリーチャーが死亡するとライフ回復とルーター効果をもたらす誘発型能力と、生け贄に捧げることで王神の贈り物/God-Pharaoh's Giftをサーチする起動型能力を持つアーティファクト。
誘発型能力は便利ではあるものの、不朽を始めとしたトークン・クリーチャーで誘発しない点や、3マナのアーティファクトでやるにしては効果がささやかすぎるため、これだけを目的に投入することは躊躇われる。やはり本領は起動型能力の方であり、7マナの王神の贈り物を計5マナでサーチしつつ踏み倒せる。墓地にクリーチャー・カード6枚という起動条件は少々厳しいが、墓地肥やしを意識すれば達成できない程ではない。自身の誘発型能力のルーターでクリーチャー・カードを捨てることでも条件達成に近付き、王神の贈り物の誘発型能力ともピタリと噛み合う。王神の贈り物はライブラリーのみならず手札や墓地からもサーチできるため、うっかり引いてしまったり墓地肥やしの過程で墓地に落としたりしても問題がないのはありがたい。
リミテッドでは王神の贈り物が取れていない限りあまり採用したい性能ではない。特にアモンケットのみのリミテッドでは出番が無いだろう。構築においては、王神の贈り物で採用されることがある。その場合このカード単体のルーター能力では心許無いので青か赤のルーターが共に採用される。
- カルドラの盾/Shield of Kaldraやウギンの目/Eye of Uginのような布石カードの1つ。登場時点では「王神の贈り物」という名前のカードは存在しておらず、直後の破滅の刻で収録された[1]。
ストーリー
ルクサ川/The Luxa Riverとヘクマ/The Hekmaが接する水面に築かれた、石造りの巨大な門(イラスト)。ルクサ川の終点と見なされており、一日に一度だけわずかに開いて、激情の試練/Trial of Zealを突破した蓋世の英雄が、葬送船に乗って送り出される。その先は豊かな草原や海の広がる楽園とされるが、生きてそれを確かめた者はいない。刻/Hourの訪れとともにその扉は開放され、王神/The God-Pharaohの帰還を迎え入れると伝えられている[2][3]。
参考
- ↑ 『アモンケット』語り その2(Making Magic 2017年5月1日)
- ↑ JUDGMENT/裁き(Magic Story 2017年5月17日 Alison Luhrs著)
- ↑ The Hour of Revelation/啓示の刻(Magic Story 2017年6月7日 Alison Luhrs著)