生ける屍/Living Death
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墓地にあるクリーチャーと戦場にあるクリーチャーを総取り替えしてしまうという、なんとも豪快なカード。
全体除去とリアニメイトがまとめてできてしまう。以前にも「同時大量戻し」はAll Hallow's Eveが存在したが、ソーサリー速度でこれだけ大量にクリーチャーを釣ることができるカードは初めてだったため、非常に注目・利用された。
黄昏の呼び声/Twilight's Callや総帥の召集/Patriarch's Biddingとは異なり戦場にも影響する。そのため、墓地にクリーチャー・カードがなくても、神の怒り/Wrath of Godのような使い方ができるため強力。破壊不能等に対処できるという点ではむしろこちらが勝っている。劣勢であっても(もしくは、劣勢だと思わせておいて)、それを一気に跳ね返せるカードであるため、構築ではもちろんの事、カジュアルプレイでも特に人気の高い一枚である。
当時のスタンダードでは、nWoの切り札としての他、さまざまなデッキで活躍した。
適者生存/Survival of the Fittestと相性が良い。生ける屍に対応して、手札にあるクリーチャー・カードはもちろん、サーチしてきたクリーチャー・カードも次々と墓地に送り込んでまとめて釣り上げることができる(→サバイバル・デス)。スタックルール導入以前には唱えられた時点で手札にあるカードしか墓地に送り込むことはできなかったため、このカードもスタックルールの恩恵を受けたカードの1枚と言える。
- 略称はリビデス。
- 時のらせんにて死せる生/Living Endとしてリメイクされた。
- クリーチャーでなくアーティファクトを入れ替える亜種として屑鉄の熟達/Scrap Masteryがある。
- 2013年4月27日~28日に開催された『ニコニコ超会議2』において、1997年を代表するカードとして展示された。(参考)
- 黒を代表するインパクトの強さ、多人数戦での相性の良さなどから、特殊セットでは何度か収録されてきている。From the Vault:Annihilationでは新規イラストと、基本セット2015以降の新枠で収録された。