霊気池の驚異/Aetherworks Marvel

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2017年6月14日 (水) 03:22時点におけるMelee (トーク | 投稿記録)による版
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Aetherworks Marvel / 霊気池の驚異 (4)
伝説のアーティファクト

あなたがコントロールするパーマネントが1つ墓地に置かれるたび、あなたは(E)(エネルギー・カウンター1個)を得る。
(T),(E)(E)(E)(E)(E)(E)を支払う:あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたはその中から呪文1つを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。


あなたパーマネント墓地に置かれることでエネルギーが溜まり、6つ消費することでライブラリーのトップ6枚から呪文踏み倒して唱えることが出来る豪快な伝説のアーティファクト

これ自体の誘発型能力だけでは十分なエネルギーを得ることは難しいが、エネルギーを得る手段を別に用意することで、高速で起動に持ち込むことが可能。特にガラス吹き工の組細工/Glassblower's PuzzleknotCIP能力起動型能力で、一気に必要なエネルギーを蓄えつつ、占術によって踏み倒し先のカードを積み込むことが出来るため相性が良い。

スタンダードでは、約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised Endなどの伝説のエルドラージが踏み倒し先の候補として選ばれ、霊気池の驚異としてデッキを成立させた。その後も黒緑昂揚とハイブリッドしたものや、霊気紛争後はサヒーリコンボと組み合わさるなどバリエーションを増やした。

2017年6月19日(Magic Onlineでは6月14日発効)より、スタンダードの禁止カードに指定される。メタゲームにおける霊気池の驚異デッキの存在比および勝率は絶対的なものではないとされながらも、最速で4ターン目に絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog,_the_Ceaseless_Hungerを唱えられてしまうこのカードは「スタンダードにおいて健全でもないし楽しくもない」とされ、環境から取り除かれることになった[1]

ルール

その他

  • 読みは「れいきいけ」ではなく「れいきち」。電池のように霊気を用いて発電しているイメージが浮かぶが、英語で"-works"となる場合はその前に付く物質を使って何かを作っている("Ironworks"で「鉄工所」など)施設を指すので、少しニュアンスが異なる。
  • 禁止カードを連発してしまったアモンケット期のスタンダードにおいて、霊気池の驚異デッキまでプレイヤーから奪い取るのは大きな懸念があったという。このカードの禁止を避けるために制限カード化することや、他のトレーディングカードゲームで見られるいわゆる「ペア禁止」、本来スタンダードで使えない対策カードを使えるようにする、エラッタによる機能変更など、常識はずれの方策も検討された。しかしそれらは問題をさらに引き起こすものであったため、既存の安定した解決策を取ることにした[1]

参考

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