ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge

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Haakon, Stromgald Scourge / ストロームガルドの災い魔、ハーコン (1)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 騎士(Knight)

あなたはあなたの墓地にあるストロームガルドの災い魔、ハーコンを唱えてもよいが、それ以外からは唱えられない。
ストロームガルドの災い魔、ハーコンが戦場に出ているかぎり、あなたはあなたの墓地から騎士(Knight)呪文を唱えてもよい。
ストロームガルドの災い魔、ハーコンが死亡したとき、あなたは2点のライフを失う。

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墓地にある時のみ唱えられるという特殊な制限を持つが、戦場に出ると後に続いて騎士が蘇って来る、百鬼夜行のような伝説のゾンビ・騎士。

性質上除去に非常に強く、騎士を従えていれば全体除去にすら耐性を持つ。3ターン目に唱えられることは稀だと思われるが3マナ3/3とコスト・パフォーマンスも上々。墓地に帰った時のライフロス蛇人間の戦士/Serpent Warriorなどを考えれば軽いもの。

2番目の能力によってウィニーの中盤以降の息切れを防ぎ、パーミッションへの強力な切り札となる。どうやって墓地に置くかが問題になるが、共鳴者を使う、お得意の手札破壊を自分に向ける、と組んでラクドスの力を借りる、と組んでドローを強化しつつ捨てる、発掘ライブラリーを掘り進むなどなど。優秀な騎士を多く有するには捨てる手段が少ないのがやや残念。時のらせん後は小悪疫/Smallpoxで捨てるカードにちょうど良い存在であったため、ソーラーポックスなどに組み込まれた。

弱点として、バウンス墓地対策を受けたり差し戻し/Remand遅延/Delayされたりすると辛い。また性能的な問題ではないが、ハーコンが死亡した時の2点ライフロスは忘れやすいため注意。

ルール

1番目の能力

1番目の能力により、ハーコンは墓地からしか唱えることができない。

2番目の能力

2番目の能力はハーコンの常在型能力である。ルール文章に明記の通り、ハーコンが戦場にいる場合にしか有効ではない。

統率者としての利用

伝説のクリーチャーであるため統率者戦統率者として指定できるが、墓地以外から唱えられない制限により、統率領域から唱えることはできない。そのため、何らかの方法で統率領域から別の領域に移動させなければならない。

統率者2015現在、統率領域に干渉できる手段は非常に少なく、統率の灯台/Command Beaconを使用するしかない。またこの場合でも手札に加えることになるため、その後捨てるなど墓地に送る方法も別個必要となる。

  • 統率領域から一度出してしまいさえすれば、その後は通常ルールのゲーム同様の運用が可能。戦場以外の領域に移動した統率者を統率領域に戻すルールは強制ではなく任意である(統率者戦#ルールを参照)。

過去のルール

  • 基本セット2010発売前までは統率者はゲーム外領域に置かれていたため、死せる願い/Death Wishで手札に加え、その後に墓地に送ることができた。
  • 基本セット2010発売に伴う2009年7月のルール変更で追放領域が設定され、統率者は追放領域に置かれることとなった。そのため死せる願いを使う方法は不可能になったが、永遠からの引き抜き/Pull from Eternityで墓地に置く、または裂け目掃き/Riftsweeperでライブラリーに戻した後墓地に置くことにより唱えることができた(ただし固有色の関係で自分のデッキで併用することはできず、対戦相手の協力が必要であった)。
  • 2009年9月20日のルール改正により統率者は統率領域に置かれることになったため、それらの方法も使えなくなり、統率の灯台が収録される統率者2015の発売(2015年11月)まで5年以上もの間、「統率領域から自力では絶対に出せない統率者」であり続けた。

参考

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