トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
提供:MTG Wiki
マジック最大の失態ともいえるデッキ、MoMaを生み出す最大の要因となった史上最悪の土地。精神力/Mind Over Matterと共にそのMoMaの根幹をなす。
下記の#サイクルの1つだが、他のカードよりマナを出す条件が緩すぎてしまったようだ。当時は0〜2マナで出てくるアーティファクトが多数存在しており、これ1つから4〜6マナ程度なら平気で生み出ることが可能。あとは精神力/Mind Over Matterと合わせれば、それこそ膨大な青マナを獲得できるのである。青マナしか生まないので基本的には青の呪文しか使われないが、当時の青には天才のひらめき/Stroke of GeniusというX火力があったため、回り始めたターンにゲームが終わる。
これのあまりの強さ故、マナ加速カードはその危険性を認識されることになった。今後ここまでに凶悪なマナ増幅のカードが出ることはないだろう。
- 無限コンボなどのコンボパーツとしても非常に優秀。→ターボ・サイクリング、Candelabra of Tawnos
- MoMaが大暴れしていた時期(MoMaの冬)には、青マナを必要としないデッキでさえ、当時のレジェンド・ルールを逆手にとって先置きするためだけにこのカードが4枚積みされることもあった。
- ただし、MoMaの冬の時点では、二枚目のこの土地を場に出しても生贄に捧げられる前にマナを出すことができた。この融通性がまた環境を荒れさせた原因の一つでもあり、ミラーマッチでも長引いた際の逆転の秘策だった。この「マナの出し逃げ」行為は「流し打ち」という俗称で呼ばれており、季刊誌「デュエリスト・ジャパン」のレポート記事でも使われている。
- ヴィンテージで輪作/Crop Rotationが制限カード指定されている原因。
- The Top 50 Nonbasic Landsでも当然のように1位を獲得。
- 時のらせんでは廃墟になった姿を見ることができる。
1999/01/01ヴィンテージで制限カード、スタンダードとエクステンデッドとType1.5で禁止カード。同年07/01、やや遅れてウルザ・ブロック構築で禁止カード。2004/09/20Type1.5から移行したレガシーでも続けて禁止。
関連カード
サイクル
さらに、コントロールしているパーマネント数だけマナを出す土地だけを言う場合もある。