野生の喚起/Wild Evocation
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Wild Evocation / 野生の喚起 (5)(赤)
エンチャント
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚無作為に選んで公開する。それが土地カードである場合、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。そうでない場合、そのプレイヤーは可能ならばそれを、それのマナ・コストを支払うことなく唱える。
各プレイヤーに手札のカードを強制的に消費させるエンチャント。
こちらは火力やクリーチャーのようにいつ唱えてもよいカードをそろえておけばテンポ・アドバンテージを得られる。ただし対戦相手にも恩恵を与えてしまうため、かなり癖の強いカードと言える。
- カード・タイプによる唱えるタイミングの制限は無視される。それ以外の制限(怒りの涙/Tears of Rageなど)はそのままである。
- 土地でないカードを公開した場合、そのプレイヤーは可能な限りそれを唱えなければならない。適正な対象が存在しないなどの理由によって唱えることができない場合、そのカードは手札に残る。
- 戦場に自分のクリーチャーしかいない状況で破滅の刃/Doom Bladeを公開したなど、自分が望まない状況であっても、自分のクリーチャーを対象にして唱える必要がある。
- マナ・コストを支払うことなく唱えるため、コストにXが含まれる場合はその値が0になり、代替コストを支払うこともできない。
- キッカーのように選択可能な追加コストを含むカードを公開した場合、それを支払うことを選択してもよい。投げ飛ばし/Flingのように強制的な追加コストを含む場合、可能ならばそれを支払って唱えなければならず、支払えないならばそれは唱えることなく手札に残る。
- 強制的な追加コストの中にマナを支払うことが含まれる場合、既にマナ・プールに十分な量のマナがあるならば支払う必要がある。ただしマナ能力などによってマナを生み出すことまでは強制されないため、マナを生み出さず、結果として追加コストを支払えないために唱えないことを選択することもできる。
- 生命の運命/Living Destinyやゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwartなど、コストを支払えるかどうかが非公開領域に関わる呪文を唱えなければいけないかは明言されていなかったが、2013年7月の総合ルール更新で実際に唱えられる場合でも強制されない事となった。