ライブラリー破壊

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'''ライブラリー破壊'''(''Milling/Decking/Library Destruction'')とは、相手の[[ライブラリー]]の[[カード]]を[[墓地]]に置くことなどにより、その枚数を直接減らすこと。またはそのような[[効果]]を持つ[[カード]]や、それを目的とした[[デッキ]]のこと。最終的に[[ライブラリーアウト]]で勝利するために行われる。イメージは記憶・思考の破壊。
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'''ライブラリー破壊'''(''Milling/Decking/Library Destruction'')とは、[[対戦相手]]の[[ライブラリー]]の[[カード]]を[[墓地]]に置くことなどにより、その枚数を直接減らすこと。またはそのような[[効果]]を持つ[[カード]]や、それを目的とした[[デッキ]]のこと。最終的に[[ライブラリーアウト]]で[[勝利]]するために行われる。イメージは記憶・思考の破壊。
  
 
==解説==
 
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{{#card:Millstone}}
 
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ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは相手の[[ライフ]]や[[戦場]]の状況に関係なく勝利できる手段である。そのため相手のデッキや動きに関係なく使えることが利点。
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ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは対戦相手の[[ライフ]]や[[戦場]]の状況に関係なく勝利できる手段である。そのため対戦相手のデッキや動きに関係なく使えることが利点。
  
逆に言えば、ライフや戦場や[[手札]]に直接の影響がないため、普通のデッキに少し入れただけではほとんど意味がない。さらに墓地活用するデッキ相手の場合は逆効果になってしまう。最初から自分の墓地を肥やす目的でライブラリー破壊カードを投入するデッキ([[ドレッジ・ヴァイン]]など)も存在する。
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逆に言えば、ライフや戦場や[[手札]]に直接の影響がないため、普通のデッキに少し入れただけではほとんど意味がない。さらに墓地活用するデッキ相手の場合は逆効果になってしまう。最初から自分の墓地を肥やす目的でライブラリー破壊カードを投入するデッキ([[ナルコブリッジ]]、[[ドレッジ・ヴァイン]]など)も存在する。
  
 
また、この手のカードは[[ゲーム]]開始時のライブラリーが60枚程度であることを想定しているので、ライブラリーが60枚を大きく超える[[バベル]]など[[タワーデッキ]]とは相性が悪い。一方で、ライブラリーが少ない[[リミテッド]]では有力な追加の勝ち手段となることもある。
 
また、この手のカードは[[ゲーム]]開始時のライブラリーが60枚程度であることを想定しているので、ライブラリーが60枚を大きく超える[[バベル]]など[[タワーデッキ]]とは相性が悪い。一方で、ライブラリーが少ない[[リミテッド]]では有力な追加の勝ち手段となることもある。
  
これが主軸のデッキは基本的に勝つまでに時間がかかるため、何らかの防御手段が必要になることが多い。そのため、ライブラリー破壊デッキは[[コントロール#デッキ|コントロール]]の一種になりやすい。他方、何らかの[[コンボ]]によってライブラリーの大部分もしくは全てを一撃で削り取るデッキ([[玉虫アルター]]や[[キメラ]]、[[ペインター]]など))もある。
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これが主軸のデッキは基本的に勝つまでに時間がかかるため、何らかの防御手段が必要になることが多い。そのため、ライブラリー破壊デッキは[[コントロール (デッキ)|コントロール]]の一種になりやすい。他方、何らかの[[コンボ]]によってライブラリーの大部分もしくはすべてを一撃で削り取るデッキ([[玉虫アルター]]や[[キメラ]]、[[ペインター]]など))もある。
  
*ライブラリーを破壊する行為は'''削る'''ともいわれている。
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*ライブラリーを破壊する行為は'''[[削る]]'''ともいわれている。
*[[フェルドンの杖/Feldon's Cane]]や[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]、[[セラのアバター/Serra Avatar]]、[[大祖始/Progenitus]]、[[伝説の]][[エルドラージ]]などといった天敵も存在する。
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*[[フェルドンの杖/Feldon's Cane]]や[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]、[[セラのアバター/Serra Avatar]]、[[大祖始/Progenitus]]、[[真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth|伝説のエルドラージ]]などといった天敵も存在する。
*これを得意とするのは[[青]]と[[黒]]、そして[[アーティファクト]]。[[ラヴニカ・ブロック]]では、青黒の[[ディミーア家/House Dimir]]が特にこれを得意としている。
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*これを得意とするのは[[青]]と[[黒]]、そして[[アーティファクト]]。[[ラヴニカ・ブロック]]では、[[青黒]]の[[ディミーア家/House Dimir]]が特にこれを得意としている。
 
**青やアーティファクトは無差別に、黒は選んで抜き取るタイプが多い傾向にある。
 
**青やアーティファクトは無差別に、黒は選んで抜き取るタイプが多い傾向にある。
  

2010年10月24日 (日) 17:20時点における版

ライブラリー破壊(Milling/Decking/Library Destruction)とは、対戦相手ライブラリーカード墓地に置くことなどにより、その枚数を直接減らすこと。またはそのような効果を持つカードや、それを目的としたデッキのこと。最終的にライブラリーアウト勝利するために行われる。イメージは記憶・思考の破壊。

解説


Millstone / 石臼 (2)
アーティファクト

(2),(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚切削する。


ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは対戦相手のライフ戦場の状況に関係なく勝利できる手段である。そのため対戦相手のデッキや動きに関係なく使えることが利点。

逆に言えば、ライフや戦場や手札に直接の影響がないため、普通のデッキに少し入れただけではほとんど意味がない。さらに墓地活用するデッキ相手の場合は逆効果になってしまう。最初から自分の墓地を肥やす目的でライブラリー破壊カードを投入するデッキ(ナルコブリッジドレッジ・ヴァインなど)も存在する。

また、この手のカードはゲーム開始時のライブラリーが60枚程度であることを想定しているので、ライブラリーが60枚を大きく超えるバベルなどタワーデッキとは相性が悪い。一方で、ライブラリーが少ないリミテッドでは有力な追加の勝ち手段となることもある。

これが主軸のデッキは基本的に勝つまでに時間がかかるため、何らかの防御手段が必要になることが多い。そのため、ライブラリー破壊デッキはコントロールの一種になりやすい。他方、何らかのコンボによってライブラリーの大部分もしくはすべてを一撃で削り取るデッキ(玉虫アルターキメラペインターなど))もある。

有名なライブラリー破壊カード

参考

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