倍増の季節/Doubling Season
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(重い4枚コンボを強力とは言わない。) |
|||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Doubling Season}} | {{#card:Doubling Season}} | ||
− | [[緑]]の[[カード]]に時々登場する、豪快な「倍出し」カード。「共有」の緑にしては珍しく、影響を受けるのは自分だけである。[[トークン]]も[[カウンター (目印)|カウンター]]も倍出しするため、[[ | + | [[緑]]の[[カード]]に時々登場する、豪快な「倍出し」カード。「共有」の緑にしては珍しく、影響を受けるのは自分だけである。[[トークン]]も[[カウンター (目印)|カウンター]]も倍出しするため、[[戦場]]が凄い事になる。 |
− | 「カウンターを置いた状態で[[ | + | 「カウンターを置いた状態で[[戦場に出る]]」[[パーマネント]]も影響を受ける。したがって[[消散]]・[[接合]]・[[烈日]]など、同[[ブロック (総称)|ブロック]]内では[[狂喜]]、[[移植]]持ちなどのカードとも相性がよい。特に元から高性能なものが多い消散や、継続してカウンターを乗せ替えられる接合などとの組み合わせは強力。[[リミテッド]]では上記2つの他に、トークンを多用する[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave|セレズニア]]や[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate|オルゾフ]]と組んでもよい。 |
その他、[[スパイク]]や[[魔力の導管/Power Conduit]]などカウンター自体をやりとりするカード、[[ファンガス]]や[[落とし子の穴/Spawning Pit]]などカウンターとトークンを併用するカードとの[[ギミック]]は面白い。 | その他、[[スパイク]]や[[魔力の導管/Power Conduit]]などカウンター自体をやりとりするカード、[[ファンガス]]や[[落とし子の穴/Spawning Pit]]などカウンターとトークンを併用するカードとの[[ギミック]]は面白い。 | ||
− | 例えば[[はじける子嚢/Saproling Burst]]の場合、[[消散カウンター]] | + | 例えば[[はじける子嚢/Saproling Burst]]の場合、[[消散カウンター]]が通常の倍の14個置かれて戦場に出る。1個取り除いてトークンを出すと13/13の[[苗木]]2体が戦場へ。7個取り除いて14体のトークンを出した場合に、[[P/T]]の合計値が最大の98/98となる。 |
==ルール== | ==ルール== | ||
15行: | 15行: | ||
*2枚出ていれば2倍のそのまた2倍で4倍、4枚出ていれば16倍、[[エンチャント複製/Copy Enchantment]]なども使って8枚[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]すれば256倍となる。[[クリーチャー化]]した上で[[コピー]]・[[トークン]]の作成を繰り返したりすれば、混沌の領域へまっしぐら。 | *2枚出ていれば2倍のそのまた2倍で4倍、4枚出ていれば16倍、[[エンチャント複製/Copy Enchantment]]なども使って8枚[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]すれば256倍となる。[[クリーチャー化]]した上で[[コピー]]・[[トークン]]の作成を繰り返したりすれば、混沌の領域へまっしぐら。 | ||
**もしもこの[[カード]]が[[プレイヤー]]全員に影響するものだったならば、上記の倍倍ゲームはもう少し簡単に発生する。自分にしか影響しないのは、そういった状況の発生を抑えようという意図なのかも知れない。 | **もしもこの[[カード]]が[[プレイヤー]]全員に影響するものだったならば、上記の倍倍ゲームはもう少し簡単に発生する。自分にしか影響しないのは、そういった状況の発生を抑えようという意図なのかも知れない。 | ||
− | *[[アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling]]の[[遅延カウンター]]や[[待機]]の[[時間カウンター]] | + | *[[アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling]]の[[遅延カウンター]]や[[待機]]の[[時間カウンター]]の数に影響はない。[[追放]]されているカードは[[パーマネント]]ではない。 また、同様に[[毒カウンター]]も2倍にはならない。 |
*効果ではなく、例えば[[起動型能力]]の[[コスト]]などでカウンターを置く場合には倍にならない。[[根の壁/Wall of Roots]]や[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の起動型能力などがそれにあたる。 | *効果ではなく、例えば[[起動型能力]]の[[コスト]]などでカウンターを置く場合には倍にならない。[[根の壁/Wall of Roots]]や[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の起動型能力などがそれにあたる。 | ||
− | *[[萎縮]] | + | *[[萎縮]]によって置かれる[[-1/-1カウンター]]も[[ダメージ]]の結果によるものなので、倍にならない。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]] |
2009年12月30日 (水) 07:43時点における版
Doubling Season / 倍増の季節 (4)(緑)
エンチャント
エンチャント
いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを生成する場合、代わりにそれはその2倍の数を生成する。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。
緑のカードに時々登場する、豪快な「倍出し」カード。「共有」の緑にしては珍しく、影響を受けるのは自分だけである。トークンもカウンターも倍出しするため、戦場が凄い事になる。
「カウンターを置いた状態で戦場に出る」パーマネントも影響を受ける。したがって消散・接合・烈日など、同ブロック内では狂喜、移植持ちなどのカードとも相性がよい。特に元から高性能なものが多い消散や、継続してカウンターを乗せ替えられる接合などとの組み合わせは強力。リミテッドでは上記2つの他に、トークンを多用するセレズニアやオルゾフと組んでもよい。
その他、スパイクや魔力の導管/Power Conduitなどカウンター自体をやりとりするカード、ファンガスや落とし子の穴/Spawning Pitなどカウンターとトークンを併用するカードとのギミックは面白い。
例えばはじける子嚢/Saproling Burstの場合、消散カウンターが通常の倍の14個置かれて戦場に出る。1個取り除いてトークンを出すと13/13の苗木2体が戦場へ。7個取り除いて14体のトークンを出した場合に、P/Tの合計値が最大の98/98となる。
ルール
- 対戦相手が出した狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragonなどの効果でこちら側に出るトークンも2倍になる。
- カウンターを移す場合でも、移動先にカウンターは2倍置く。「移す」の定義に「カウンターを置く」ことが含まれているため(→移植)。
- 経年カウンターも倍速で増える。累加アップキープのコスト支払いは困難になるだろう。
- 2枚出ていれば2倍のそのまた2倍で4倍、4枚出ていれば16倍、エンチャント複製/Copy Enchantmentなども使って8枚コントロールすれば256倍となる。クリーチャー化した上でコピー・トークンの作成を繰り返したりすれば、混沌の領域へまっしぐら。
- アーテイのおせっかい/Ertai's Meddlingの遅延カウンターや待機の時間カウンターの数に影響はない。追放されているカードはパーマネントではない。 また、同様に毒カウンターも2倍にはならない。
- 効果ではなく、例えば起動型能力のコストなどでカウンターを置く場合には倍にならない。根の壁/Wall of Rootsやプレインズウォーカーの起動型能力などがそれにあたる。
- 萎縮によって置かれる-1/-1カウンターもダメージの結果によるものなので、倍にならない。