狩りの報奨/Bounty of the Hunt
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− | [[アライアンス]]を代表するメカニズム、[[ピッチスペル]]の1つ。[[緑]]のこれは[[割り振る|割り振り]]可能な[[巨大化/Giant Growth]] | + | [[アライアンス]]を代表するメカニズム、[[ピッチスペル]]の1つ。[[緑]]のこれは[[割り振る|割り振り]]可能な[[巨大化/Giant Growth]]。直接の修整ではなく一時的に[[+1/+1カウンター]]を用いて[[強化]]する変わった強化[[呪文]]である。 |
− | + | 状況によって複数の[[クリーチャー]]を強化したり、1体のクリーチャーを強化したりできる柔軟性が一番の魅力。[[攻撃]]のためにも、クリーチャーを守るためにも使える。また、現在のルールでは[[-1/-1カウンター]]と相殺することができるので、[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]などによる恒久的なマイナス修整への対応としても使える。 | |
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*[[アライアンス]]には日本語版が存在しないが、[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]・[[オーロクス暴走/Aurochs Stampede]]に収録され、日本語名が与えられた。 | *[[アライアンス]]には日本語版が存在しないが、[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]・[[オーロクス暴走/Aurochs Stampede]]に収録され、日本語名が与えられた。 | ||
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− | + | 印刷時の強化能力は「望む数のクリーチャーを対象とし、それらに+1/+1カウンター3個を割り振って置く。[[ターン終了時に]]これらのカウンターを取り除く。」といったテキストであった。[[第4版]]ルールの「ターン終了時に」は、[[ダメージ]]を取り除くHeal Creature[[フェイズ]]より前の終了フェイズ(現在の[[終了ステップ]]にあたる)に[[誘発]]していたため、ダメージによる[[破壊]]を阻止する目的で使うことはできなかった。 | |
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− | + | この問題を解決するため、1998年3月頃に[[エラッタ]]が出され、「クリーチャー3体を対象とし、それらはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。あなたは対象として同じクリーチャーを2回以上選んでもよい。」と+1/+1カウンターを用いない形式に変更された([http://mjmj.info/data/obsolete/rulj9803.txt 参考])。 | |
− | + | 2001年5月頃に出された[[エラッタ]]では、「クリーチャー1体に+3/+3修整」「クリーチャー1体に+2/+2修整、別のクリーチャー1体に+1/+1修整」「クリーチャー3体に+1/+1修整」といった3つのモードから1つを選ぶように変更された([http://mjmj.info/data/obsolete/rulj0105.txt 参考])、2006年7月の[[オラクル]]更新では、[[力の種/Seeds of Strength]]と同様の形式(「クリーチャー1体に+1/+1修整」が3つ)に変更された。 | |
− | + | その後、2009年10月のオラクル更新で、印刷時と同じ+1/+1カウンターを用いる形式へと戻された。+1/+1カウンターは[[クリンナップ・ステップ]]に取り除くようにしたことで、印刷時のような現象は起きなくなり、直覚的に処理できるようになった。また、現在のルールでは同じ名前のカウンターを区別することはできず、「これらのカウンター」で取り除けるカウンターが不明瞭になる問題もあったため、[[よろめく大群/Shambling Swarm]]に倣い、「この効果で置かれた数の+1/+1カウンターを取り除く」旨のテキストに改められた。 | |
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+ | *[[ラヴニカ:ギルドの都]]で、似た能力を持つ[[力の種/Seeds of Strength]]が登場した。そちらは修整を用いて強化する。 | ||
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2009年10月31日 (土) 15:26時点における版
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある緑のカード1枚を追放することを選んでもよい。
1体か2体か3体のクリーチャーを対象とし、それらの上に3個の+1/+1カウンターを割り振って置く。これによりあなたがクリーチャーの上に置いた各+1/+1カウンターについて、次のクリンナップ・ステップの開始時にそのクリーチャーから+1/+1カウンターを1個取り除く。
アライアンスを代表するメカニズム、ピッチスペルの1つ。緑のこれは割り振り可能な巨大化/Giant Growth。直接の修整ではなく一時的に+1/+1カウンターを用いて強化する変わった強化呪文である。
状況によって複数のクリーチャーを強化したり、1体のクリーチャーを強化したりできる柔軟性が一番の魅力。攻撃のためにも、クリーチャーを守るためにも使える。また、現在のルールでは-1/-1カウンターと相殺することができるので、鋸刃の矢/Serrated Arrowsなどによる恒久的なマイナス修整への対応としても使える。
- アライアンスには日本語版が存在しないが、コールドスナップのテーマデッキ・オーロクス暴走/Aurochs Stampedeに収録され、日本語名が与えられた。
オラクルの変遷
印刷時の強化能力は「望む数のクリーチャーを対象とし、それらに+1/+1カウンター3個を割り振って置く。ターン終了時にこれらのカウンターを取り除く。」といったテキストであった。第4版ルールの「ターン終了時に」は、ダメージを取り除くHeal Creatureフェイズより前の終了フェイズ(現在の終了ステップにあたる)に誘発していたため、ダメージによる破壊を阻止する目的で使うことはできなかった。
この問題を解決するため、1998年3月頃にエラッタが出され、「クリーチャー3体を対象とし、それらはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。あなたは対象として同じクリーチャーを2回以上選んでもよい。」と+1/+1カウンターを用いない形式に変更された(参考)。
2001年5月頃に出されたエラッタでは、「クリーチャー1体に+3/+3修整」「クリーチャー1体に+2/+2修整、別のクリーチャー1体に+1/+1修整」「クリーチャー3体に+1/+1修整」といった3つのモードから1つを選ぶように変更された(参考)、2006年7月のオラクル更新では、力の種/Seeds of Strengthと同様の形式(「クリーチャー1体に+1/+1修整」が3つ)に変更された。
その後、2009年10月のオラクル更新で、印刷時と同じ+1/+1カウンターを用いる形式へと戻された。+1/+1カウンターはクリンナップ・ステップに取り除くようにしたことで、印刷時のような現象は起きなくなり、直覚的に処理できるようになった。また、現在のルールでは同じ名前のカウンターを区別することはできず、「これらのカウンター」で取り除けるカウンターが不明瞭になる問題もあったため、よろめく大群/Shambling Swarmに倣い、「この効果で置かれた数の+1/+1カウンターを取り除く」旨のテキストに改められた。
関連カード
- ラヴニカ:ギルドの都で、似た能力を持つ力の種/Seeds of Strengthが登場した。そちらは修整を用いて強化する。
サイクル
アライアンスのピッチスペル。手札から同じ色のカードを追放することで、マナ・コストを支払わずに唱えることができる(意志の力/Force of WillとContagionは1点のライフも要求する)。
- 古参兵の傷痕/Scars of the Veteran
- 意志の力/Force of Will
- Contagion
- 紅蓮操作/Pyrokinesis
- 狩りの報奨/Bounty of the Hunt