不毛平原の包囲/Barrensteppe Siege

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[[白黒]]の包囲。対応する[[氏族/Clan]]は[[アブザン家/The Abzan Houses]]と[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]。
 
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アブザンを選ぶと自分の[[終了ステップ]]ごとに[[+1/+1カウンター]]を用いた[[全体強化]]。家族の繁栄を是とするアブザンらしく、[[横並び]]と相性が良好。[[栄光の頌歌/Glorious Anthem]]などと違って設置した瞬間は機能しない代わりに、[[戦場]][[クリーチャー]]を維持できれば[[強化]]が積み重なるので長期戦に強く、通常は短期決戦を狙う横並び戦術とはやや[[ディスシナジー]]にも思えるが、実際には一定数のクリーチャーさえ維持出来れば1・2[[ターン]]でも相応の見返りはあり、苦手な長期戦に持ち込まれてしまった場合の保険としても有効。[[構築]]よりも膠着状態に陥りやすい[[リミテッド]]では、睨み合いを続けているだけでも手の付けられない[[ファッティ]]軍団を生み出して実質的にこれだけで[[勝利]]することも狙えるだろう。
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アブザンの[[能力]]は、[[斡旋屋一家の隆盛/Brokers Ascendancy]]や[[忠義の徳目/Virtue of Loyalty]]系統の、[[終了ステップ]]ごとに[[+1/+1カウンター]]を用いた[[全体強化]]。家族の繁栄を是とするアブザンらしく、[[横並び]]と相性が良好。[[栄光の頌歌/Glorious Anthem]]などと違って即効性がなく[[重い|重め]]なのが難点だが、[[強化]]が積み重なるのが長所。長く維持できれば見返りも大きくなり、[[ウィニー]]系が苦手な長期戦に持ち込まれてしまった場合の保険としても有効。[[除去]]などで[[クリーチャー]]の頭数が減った際の痛手も相対的に小さく抑えられる。[[構築]]よりも膠着状態に陥りやすい[[リミテッド]]では、睨み合いを続けているだけでも手の付けられない[[ファッティ]]軍団を生み出せるため、実質的にこれだけで[[勝利]]することも狙えるだろう。アブザン固有の能力である[[闘魂]]とは相性抜群なので積極的に利用したい。
  
マルドゥを選ぶとやはり自分の終了ステップごとに、そのターン中に自分のクリーチャーが[[死亡]]していたら[[対戦相手]]に[[布告]][[除去]]を飛ばす。何体が死亡していても排除できるのは1体とややスローペースながら、コンスタントにクリーチャーを用意出来る[[ウィニー]]や[[トークン]]戦術を用いる相手でなければボディブローのように[[ボード・アドバンテージ]]に繋いでいく。単に[[アタッカー]]の[[打点]]を通すか布告かの二択を強要しても[[ビートダウンデッキ]]同士の[[ゲーム]]であれば徐々に優勢を作り上げていける。[[サクリファイス]]のように能動的に[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]ていってもよいが、その場合もアブザンの選択肢を考慮するならある程度は展開するタイプの[[デッキ]]に搭載しておきたい。
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マルドゥの能力は、やはり自分の終了ステップごとに、そのターン中に自分のクリーチャーが[[死亡]]していたら[[対戦相手]]に[[布告]][[除去]]を飛ばす。[[墓穴までの契約/Grave Pact]]系統の能力だが、本家と比較すると自ターンの死亡しか見ず、[[誘発]]タイミングが限られ、さらに何体死んでも道連れは1体のみと、かなり使いづらくなっている。[[モード]]の柔軟性を鑑みれば妥当か。継続的に除去を行える手段が強力なのは確かなので、コンスタントにクリーチャーを用意出来る[[ウィニー]]や[[トークン]]戦術を用いる相手でなければボディブローのように[[ボード・アドバンテージ]]に繋いでくれる。単に[[アタッカー]]の[[打点]]を通すか布告かの二択を強要しても[[ビートダウンデッキ]]同士の[[ゲーム]]であれば徐々に優勢を作り上げていける。[[サクリファイス]]のように能動的に[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]ていってもよいが、その場合もアブザンの選択肢を考慮するならある程度は展開するタイプの[[デッキ]]に搭載しておきたい。やはりマルドゥ固有の能力である[[応召]]と相性抜群。
  
 
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2025年4月1日 (火) 10:49時点における版


Barrensteppe Siege / 不毛平原の包囲 (2)(白)(黒)
エンチャント

このエンチャントが戦場に出るに際し、アブザンかマルドゥかを選ぶ。
・アブザン ― あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしている各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。
・マルドゥ ― あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたのコントロール下でクリーチャーが死亡していた場合、各対戦相手はそれぞれ、自分が選んだクリーチャー1体を生け贄に捧げる。


カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。

白黒の包囲。対応する氏族/Clanアブザン家/The Abzan Housesマルドゥ族/The Mardu Horde

アブザンの能力は、斡旋屋一家の隆盛/Brokers Ascendancy忠義の徳目/Virtue of Loyalty系統の、終了ステップごとに+1/+1カウンターを用いた全体強化。家族の繁栄を是とするアブザンらしく、横並びと相性が良好。栄光の頌歌/Glorious Anthemなどと違って即効性がなく重めなのが難点だが、強化が積み重なるのが長所。長く維持できれば見返りも大きくなり、ウィニー系が苦手な長期戦に持ち込まれてしまった場合の保険としても有効。除去などでクリーチャーの頭数が減った際の痛手も相対的に小さく抑えられる。構築よりも膠着状態に陥りやすいリミテッドでは、睨み合いを続けているだけでも手の付けられないファッティ軍団を生み出せるため、実質的にこれだけで勝利することも狙えるだろう。アブザン固有の能力である闘魂とは相性抜群なので積極的に利用したい。

マルドゥの能力は、やはり自分の終了ステップごとに、そのターン中に自分のクリーチャーが死亡していたら対戦相手布告除去を飛ばす。墓穴までの契約/Grave Pact系統の能力だが、本家と比較すると自ターンの死亡しか見ず、誘発タイミングが限られ、さらに何体死んでも道連れは1体のみと、かなり使いづらくなっている。モードの柔軟性を鑑みれば妥当か。継続的に除去を行える手段が強力なのは確かなので、コンスタントにクリーチャーを用意出来るウィニートークン戦術を用いる相手でなければボディブローのようにボード・アドバンテージに繋いでくれる。単にアタッカー打点を通すか布告かの二択を強要してもビートダウンデッキ同士のゲームであれば徐々に優勢を作り上げていける。サクリファイスのように能動的に生け贄に捧げていってもよいが、その場合もアブザンの選択肢を考慮するならある程度は展開するタイプのデッキに搭載しておきたい。やはりマルドゥ固有の能力である応召と相性抜群。

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ルール

関連カード

サイクル

タルキール:龍嵐録の包囲エンチャントサイクル対抗色2色のエンチャントで、戦場に出るに際してその色を共有する氏族/Clanどちらかの固定語を選択しその能力を持つ。稀少度はレアでボーダーレス版も存在する。

参考

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